音楽とメッセージ
ちょっと感じるものがあって書き込み止めようかと思ったが、思ってもしょうがないことなのでやっぱり書くことにする。今夜、合唱の演奏会を聴いてきた。ピアノに触れ始めてから合唱の素晴らしさを知り、時には目を潤ませ必死に涙を堪えながら聴いている。合唱に興味無い頃は感激して泣くなどとは思いもしなかったが、今は事有る毎に聴きに行くようになり目を潤ませている。そして今夜のメインであるらしい組曲がはじまった。その詩は、この地方の企業による公害で始まった被害者らの苦しみをテーマに地元の作家が書いたものだ。私もこの演奏会のチラシを見ていてこの曲があることは知っていたが、いざ、この地のホールで地元の人達の前で地元の音楽家の方達がこの組曲を合唱されるのを聴いていてその音楽性は吹っ飛び、こういう形でのメッセージ性についてずっと考えていた。考えさせられた内容について書いたけど、やっぱり頭の中に閉じ込めておきます。冊子を見てみると、これを作曲された荻久保さんもそういう事を考えていらっしゃったようですね。そして高校生の「奏」には泣けました!良かったです。