準決勝・・3
腕のこんがりと焼けた日焼けの痕も・・薄皮がぼちぼち剥げ始める頃野球の記憶も薄まり始めてしまいそうなので今夜、その3だ。最近の闘いぶりからして熊〇工〇の圧勝を予想しながらの観戦だったので、序盤から不思議な雰囲気に巻き込まれていた。ちょっとした守備の微妙なリズムの悪さの連続は相手に流れを与えてしまい、八代〇が先取点を取り、その微妙なリズムは不思議と攻撃でのチャンスにも引きずることになってしまっていた。その後の攻撃にはチャンスを作り上げ・・かけていたのに、なかなか流れが続かない・・。2回ほど同じ選手にチャンスが廻って来て守備の挽回・・そして流れを逆転するのかなあと眺めていたが・・・、途切れてしまうばかりだ・・--;そして流れは変わらず、試合は一方的になり始め・・。挽回することもなく、その選手は中盤に差し掛かりそうな守備の途中、ベンチに下げられてしまった。打順的にその選手が中心的存在だと思われたが、負けている中での交代にどうしようもない監督の気持ちが表れているような気がした。そして雪だるま的に点差はポツポツと一方的になっていく中、エースにまで不運が・・。マウンドで足に打撃を受けてしまいピッチャー交代かと思われたが、長い治療の後も最後まで投げきっていた。負け試合の様相の試合の中、ベンチとマウンドの往復にも肩を貸そうとするチームメイトの世話にもならず足を引きずりながら一人で歩いていた・・。7-0という試合は観戦する方も気が弛みがちだが、何故かこの試合だけは何か重々しく、切なくなってくるような不思議な面持ちの中観戦していた・・・。結果的に総合力の無さ・・と言ってしまえばそれまでなのかもしれないが・・・。充分、流れを取り返せた試合だと思えただけに一人の選手の存在に責任が負わされ過ぎた結果がこの試合だったのかなあとも感じられたのだ。攻守ともに、監督にとって納得いかないところがあったのかもしれないが最後の年でもある4番バッターを負けてる時、守備の場面でベンチに下げたのは観ていて寂しい想いもしたのだった。ワタシ同様、監督に優勝の思いが強すぎたのか・・--;しかし最後の年とは、高校生活最後の試合でもあるのだ。試合の流れを見て、それはそれなりに考えて欲しかった--;maru