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アリゾナ看護日記

アリゾナ看護日記

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2010/08/07
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カテゴリ:Work
此処最近はTL(Team Leader)の役ばかり。 それもこれも新米RNsばかりで長く居るRNsがうちのフロアーに居ないから… 

マネジャーの一人が先月急きょ(私情で)辞めて、イギリスに帰る事になるし、元Prison RNのCも先週辞めてNYに戻る事になるし、夜勤でいつも日勤の人数が足りなくなると助けとして働いてたCもICUに移動決定、日勤の数人も夜勤に変更、夜勤の一人のEもNMに帰るとなり、他にも数人移動で、ますます苦しい~  で、新卒RNsが増えていく… しかし、新卒にはこのフロアーきついんだよ、ですぐ去っていかれる。

そんな感じなので、いつもはTLは拒否していたのだが、仕方なしでTLの役が回ってくる。 

土曜日の朝、フロアーに来れば、なんだか様子が思わしくないんだな~これが。 一人の患者、もちろん肝臓患者、の容態が変更。 5時頃に変更したそうだが、患者さん目は開けるが応答なし。 4時のラボ結果でAmmonia308。 なのに、朝7時にもなるのにLactulose Enemaはしてない。びっくり  夜勤のオンコールDocは“いや~Hepatic encephalopathy だろう、Enemaやれば大丈夫だと思うよ。” … なんで2時間も待ってんの? 夜勤の子達もあまり焦った様子がない。 患者さん、昨日までは自分で立ってトイレに行ってたり、ちゃんと喋ってたのに。 リポート後直ぐに、この患者担当のLとCNAが患者のシーツ変えてる時に、様子をみたら、血圧は保たれてはいるが、2LNC(昨日は普通にRA)で、目は半開きで応答なし。 Lは焦りまくっている。 “Enemaするべきかしら、それともどうしたらいい?” Enemaは絶対に必要でしょう、でも1:1で対応をしてられないうちのフロアー、患者さんはどうみてもICUに行かせた方が良い。 で、医者のDr.Sに電話。 電話して、容態を分かっている分だけはなし、直ぐに患者の容態を診に来てくれないとと話したんだけど、Dr.Sは病院内に居ないと。 やはり、“Enemaはしなきゃ駄目だよ。でも他にどうしようか?昨日で既にPhenerganやMSはやめたし…” “Narcanでもする?" “お~ Narcan。う~ん、PRNでオーダー入れておくか? いや、やっぱり、今Narcanあげてくれ。大丈夫だと思うんだけどね~。 まあ様子しらせてくれよ。” Dr.Sはいつもどうり結構呑気者。 

しかし、NarcanがPyxisに入っていない~!びっくり 他のPodsに行っても入っていない! こんな事が許されていいのか~怒ってる Pharmacyに電話して直ぐにTube(Tube systemを使って)してもらい、L&CNAがEnemaをあげている間に投入。 容態はあまり変わらないものの、動きは活発化してきた患者。 しかし、22gのIV一つだけじゃあ、今後無理そうだから、SWATにページをして、IVをもう一つ入れてもらう事に。 そうこうしている間に、Dr.Sがフロアーに現れたので、“ね~患者さんちょっとここじゃあ無理だよ。ICUに行かせて欲しいんだけど。” “う~ん、いいよ。 ICU行きで。” でHUSが“ICUにトランスファー? 理由は?” Dr.S: “1:1、看護師の気を損ねない為”大笑い そう云っている間にSWAT RNsが現れてくれて、そこからはトントンと事が運び、患者はICUへ。 しかし、その間他の患者の面倒を全く見れなかったL。私も3人のうち、患者2人しか会ってないし、薬もあげてない。 既に9時でした~しょんぼり L曰く、患者さん、ICUに行った後、Intubateされたそう。やっぱり、送って良かった。

そんなかんじで始まった1日。 忙しかったです。

うちのフロアーは本当にICUに居なければいけない患者を患者するのが当たり前となってきている。 ふざけている… 医者達は自分達が看護してないから、“大丈夫でしょ”とか言うけど、ふざけんな~怒ってる で、結局半日後とか、1日後とかにICUに行かせる羽目になる。 それまでの間を看護しなければいけない私達は地獄です。 これが2人しかいない患者さんだったらまだマシですよ。でも、計4人いる患者で、しかもその他の患者もAcuityが高いんだから。 どうりで、皆うちのフロアーを去って行くはずだよ。 






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Last updated  2010/08/10 04:34:19 AM
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