憧れの・・・・・
行ってきました。以前の日記にも書きましたがミシャの作品には、ジャポニズムが影響は多いです。日本人が受け入れやすい作品なんです。さて、今回の展覧会は、ミシャについては、祖国に帰るまでの作品に限定されています。特筆するのは、「ジス・モンダ」で売れる前の作品があること。そして、その売れる前に、どんな日本の作品を見ていたか・・・・・画集を買い、見ていたようです。その中に「見返り美人」もあったようです。軸装(掛け軸にすること)した作品。油絵だと、キャンバスのサイズが決まっていて、掛け軸のサイズとは合わなかった。ポスターだから掛け軸のようなサイズを再現できた・・・きっと、ジス・ダンモのアイデアは、温めていたのではないだろうか・・・・そうでなければ、短時間であんな作品が出来るようには思えない。もう一つ、発見がありました。ジス・ダンモが成功した途端に、画風も画業も変わります。洗練されて、センスが良く、何よりも自信を感じる作品になります。ミシャのターゲットは、1894年です。それ以前とそれ以後では、明らかな違いを感じました。まあ、直接見て私の戯言を確認してください。