カラオケ
親友の社長と飲みに行く。いい年の親父二人が場末のスナックで飲んでいる。社長は若い店の女の子に、いろいろと語っている。優しく人生のエッセンスを説く。私は、相槌を打ちながらカラオケ・・・・・ひとしきり語ったら、二人でカラオケ合戦。親父二人でデュエットしてお開き。これがいつものパターン。歌の曲数が多くなる私が気を付けるのは社長の持ち歌を取らない事。社長もレパートリーは広い。こちらとしては、知っていて被らない歌を探す。あとは店の雰囲気でアドリブ。社長は私がカラオケでストレス発散しているのが解っているから、自由にさせてくれる。「好きな曲を歌え」と言ってくれる。私のいないときに社長がママさんと話したらしい。社長は私が気を使って選曲していると気にしてるらしい。それを聞いてママが・・・・・「あの人は『聞かせたい人』だから。」そう言ったそうだ。その話を聞いて私も納得。別に聞いてなくてもいい。ただ、場違いな曲を選びたくない。周囲が知ってる曲、誰かが好きな曲、そういうのがいい。気が付いてくれたら嬉しい。私自体が好きな曲って・・・・・思いつかないんだよね。どんな曲もいい歌だと思うから。好きと言うより、思い出があると言うことかな・・・・・一晩に40曲も50曲も歌うことは無くなったけど・・・・でも、そうやって歌わないと歌える曲は減る。そのうち一人カラオケで、曲をおさらいしないとなぁ・・・・・