地方行政
安芸高田市市議会が炎上しているようですが・・・・地方自治は、2元対立の形です。選挙で代表となった首長と、同じく選挙で代表になった議員による議会。行政の運営実行は首長の権限であり、その監査や修正、規則制定が議会の仕事です。だから、執行部(首長)側と議員とが、議会で討論に盛り上がるのはいい事なんですけどねぇ。安芸高田市では、市長と議員に応援や批判が殺到しているようです。日常業務で実績を上げ、財政健全化をした市長。それに満足していれば、次の選挙は出ないかもしれない。でも、ここまで市議会を透明化して、日本国内に蔓延している地方政治の膿を曝した。隠れた傷口を曝したけど、治療はまだだし、このまま完治するはずはない。その部分を、つまり後始末をするのなら次期選挙も出馬するのかな?問題提起で満足するのか、問題解決に挑むのか?市長自身が悩んでいるのでしょう。地方行政は、マスコミも取り上げないから闇の中。問題山積なのに問題解決は遅く、人口減少や過疎化から、財政破綻・行政破綻が叫ばれ市町村崩壊が迫っている。安芸高田市長は、その実態に光を当てるために議員の非を叩き、マスコミを巻き込み、派手に炎上させた。特に、議員やマスコミの情報発信に容赦ない問題提起をして、事実報道の大切さを訴える。地方新聞社も今や這う這うの体のように見える。地方行政の暗闇に立ち向かうものが注目を浴び、各地で闇があることが見えてきた。そこには、国・都道府県の問題、市町村が置かれた人口減少の未来に待っている問題。他山の石を見て、自らの足元を見る人が増えるとは思う。ただ、あまりの暗さに見えないか、醜すぎて目を背けるか。長く向き合うのではなく、正義の味方を見て終わるのか、悪人だけで飽きてしまうのかだろう。それにしても・・・・・まるで脚本があるのか?と思ってしまう安芸高田市議会。衆人の目が集まり離れないように、話が進む。筋書きを書いているのは市長。市長の心中を見抜いてると思われる議員が一人。市長に見透かされ、悪役を絵に描いたように行動しまう議員。右往左往して、翻弄される議員。良く見えているようで、市長は数枚上手。右往左往してる議員さん、今が鍛えられてる時期なんだよね。悪役の皆さん、本意ではないでしょうけどあなた方のおかげで問題がはっきりわかる。脚本を成立させるための功労者は、悪役の方々。それが解っているから、そう仕組んでいるから市長は冷静なのかな?