白銀乃小柄（ぎんのこづか）

さて、５５年も経ったガンダムですが････
続編の数々があり世界背景が違うものもあります。

さて、背景世界から････
１　宇宙世紀
２　アナザーガンダム
の２つに大別されますが、アナザーガンダムには背景世界が違うものが多数に分かれます。
つまり、宇宙世紀かそれ以外かということになります。
私自身が見たものやゲームで体験したものは基本宇宙世紀ものです。
アナザーガンダムでは、シードシリーズ、００（ダブルオー）シリーズ、バルバドスは息子の関係でそれなりの知識があります。

それで、一番私の知識のある宇宙世紀の話を････
宇宙世紀７８年ジオンと宇宙連邦の１年戦争、すべてはそこから始まります。
モビルスーツを有するジオンが、モビルスーツを有しない連邦に相手に戦争する。
国力１０倍？を覆すジオン軍を前に、連邦軍もモビルスーツを手にしようとする。
その試作機がガンダム。
そして、ガンダムの量産機ジムをわずか１・２か月で量産して戦争に勝利する。

もう、この時点でご都合主義満載。
１０月の番組再編で放送枠を貰ったガンダム。
そこで、プロデューサーは作品内の月日と実際の月日をリンクするようなものにしたかったようです。
だから、こんなご都合主義の設定です。
絶対無理な設定です。

例えば、量産機の存在ですが････
パイロットの育成にどのくらいかかりますか？
戦闘機に載っているパイロットが、機種転換するだけで半年とか１年とかの教育訓練が必要です。
それまでなかった兵器のパイロットだったらどのくらいかかるのでしょう？
たとえ、敵国の教育システムを強奪できたとしても、その実行に必要な人員の養成は？
大変時間がかかりますよね････
パイロットに限らず、整備員や補給整備、作戦上の運用に関する研究・指揮官教育････
すべて時間がかかるものばかりです。

つまり、架空戦記としてガンダムは成り立たない。
そこにメスを入れたのがガンダムオリジン。
物語上の不自然な事項を再構成しています･････
が、これも物語上で、メカニック設定では、やっぱりぬぐえない不自然の違和感。
ここをどう捉えるか？
公式には、いろいろ理論武装して説明しますけど…
無理があると思うんですよねぇ････