白銀乃小柄（ぎんのこづか）

野党もダメなら与党もダメ。
時々、いい議員もいるけど国政と言うのは個人では動かない。
官僚を統制するのではなく、官僚の言いなりの大臣では、ダメだよねぇ････

マスコミでは取り上げられなかったり、取り上げ方が偏ってたり････
でも、確実に地方行政はメスが入りだしている。
有能な市長がクローズアップされる中で、無能な市長もあぶりだされている。
議員も、市議会議員から国会議員まで、有能無能が見えるようになってきた。
知事もどうにもならない人間がいるのが解ってきた。

今までこれが解らなかったのは、報道の責任。
偏った取り上げ方と偏った意見の反映。
本当に日本のメディアは、一度潰れないとダメかな？
日本人は外圧がないと根本的には変わらないのか？

大多数の無能者の中に少数の有能な人材･････
とても注目を浴びるが・・・・・・
有能な人材が少ないと何も変わらない。
結局、政治は変わらない･････

例えば以前にも取り上げた安芸高田市。
市長が切れ者で、劇場型市議会で市民の目を覚まそうとしている。
目が覚めなければ、市は破綻、消滅。
１６人の市議会議員の内、大局が見えて誠実な人柄で人気のある議員が一人。
結局この二人しか居ない。
市長の改革は、議会で紛糾し、議員の一人が議会の運営の横暴を暴露する。
だが、何も変わらない。
変わるとすれば選挙だが、現議員に期待できるわけもなく、新規に議員候補がひっくり返すほどいるとも思えない。
結局、市議会議員に立候補する人間が変わらなければ、選挙を何回やっても変わらない。

市民が目を覚まして声を上げても、議員が取り上げなければ意味がない。
選挙で落としたくても、投票する相手がいない。
候補者になる人間が増えるか？
増えないなら、獲得票の数字が変わるだけで、結局同じ結果が待っている。

現市長は次期か次々期にはいなくなる可能性が高い。
誠実な市議会議員がそのあとを継いでも、議会は変わらなければ何も進まない。
進まないまま、市民は減り、政治的選択はどんどん限られ、打つ手が無くなる。
無くなってから慌てても、誰も救われない。

日本はどこに向かっているのか･････
政治と言う舵取りが大切なのに････