再考証
ルパン3世。あのアニメは、架空の人物に存在感を持たせるためにリアルにこだわった。舞台背景から、車などの大道具、ピストルや刀剣などの小道具。可能な限り実物に忠実な描写をすることで存在感の無い架空人物の存在感を作り上げた。プラモデルにおいてキャラクター物は自由だ。なぜなら、模型というのは実物があっての模型。実物を小さくして再現する。そのため、実物と違うことを嫌う。もちろん、実物にもバリエーションがあり、そこに架空が存在します。でも、キャラクター物のプラモデルは実物が無い。だから、どんなものも作者の自由裁量になる。基本、特撮やアニメーションの画像が基準になる。海外だとスタートレックやスターウォーズなどSF映画がある。そう、海外ではSF、サイエンスフィクション。科学的な下地の上にフィクションが組みあがる。ところが、日本のアニメや特撮には科学的な下地が無い。科学者が日本のアニメや特撮がいかに科学的にナンセンスであるか解説した本がシリーズ化するくらいだ。とは言え、スターウォーズもおかしいんです。ジェダイのレーザーソード。あんな質量を持ったビームは無いでしょうねぇ。だいたい、レーザービームが普通は見えないしね。宇宙空間でも直進する光は、側面からは見えないから。カッコイイ写真ですが・・・・・青、赤、黄色という色は、太陽光で焼けて白か黒になる。前腕の黄色い丸はスラスター。ロケットエンジンが内蔵できるか?同じことは、サイドアーマーの3方向のスラスターも然り。足の接地面が青い塗装、歩行するたび塗装が剥げるよね。この辺が、リアルと言えない部分。どこまで妥協するか。それを考えながら制作してる。まあ、小さな反乱かな・・・・