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小学校で来年度より校舎の改築が開始されます。そのことについて、昨日小学校のPTA総会で市役所の担当者より説明会が行われました。
その中で、活断層の距離についての説明がありました。 <校舎は活断層から25m話すとともに耐震性能を重視した構造>とする計画だそうです。 ちなみにアメリカでは15mだそうですが、日本では明確な基準が決められていないというお話。えっ?ホント?と気になる内容でした。 私たちの地域は活断層が多いと言われている地域でもあり、もちろん、その点もじゅうぶんに配慮・検討して改築計画を検討・すすめていくというお話でした。 この活断層について、少しリサーチしてみました。 以下、参照のURL 活断層位置情報からみた土地利用の問題点と「活断層法」について -活断層詳細デジタルマップの活用例(1) 学校施設と活断層- 「全国の43360の学校施設中で約40校のうち1校にあたる1005校が活断層線から200m以内に位置すると判定されました。また、570校あまりが活断層に極めて近い50m以内に立地し、さらにそのうち活断層直上に位置するものは200校を超えることがわかりました。 これは、 200校に1校が活断層上に位置するという注目すべき結果となっています。極めて大雑把な議論をすれば、就学人口の約200分の1にあたる10万もの児童・生徒が、潜在的な危険がある教育施設で勉学していることを意味しているのです。このような事実は、多くの国民には知られていません。」 活断層法 アメリカ 世界各地の様子について アメリカ・カリフォルニア州の「活断層法」にかんする記述のなかで、気になる内容がありました。 「1971年に発生したサンフェルナンド地震では地表断層の上では建物の被害が80%近くに達したのに対し、断層からわずかに離れた場所では被害は30%にも達しなかったことから断層変位の危険性が再認識され、「活断層法」の制定に多大の影響を与えました」 個々の建築時の配慮はもちろんのこと、国全体の規模でも、明確な安全基準の制定が急務とされるひとつの内容ではないでしょうか。 ふーちゃん・天の声 活断層法の制定を急げ 改築計画の説明について、 主な特徴の中には、 <普通教室の南面配置及び特別教室・管理部門の自然環境・利用環境に応じた配置> <自然の採光・通気・換気に配慮した「光庭」の設置> などの点もあげられています。 その他の点としては、 ■鉄筋コンクリートの建物になる予定 ■木材は地元木材をできる限り使用、地元の組合が供給する方針。 木材は乾燥して製材する ■震度7にも耐えうる強度の建築を行う ■防犯やオートロック機能も充実させる ■面積は、現在の校舎の70%くらいで完成 ■子供たちに配慮し、一気に建て替えではなく、今の教室で授業を行いながらじょじょに建て替えを行っていく ■最後に体育館を完成させる といった点が、いくつかあげられていました。 今後、保護者からのアンケートを集めるなどの形で要望をまとめつつ進められていくということです。 原材料の中身、自然エネルギーの利用についてなど、今後、要望・希望をまとめていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2012 11:15:38 AM
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