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海外に出て感じる文化のギャップの一つに、
レストランでのサービングが挙げられる。 欧米では、客が席についてから、なかなかオーダーをとりにきてくれない。 途中で何かを注文したくても、そのテーブルの担当を呼ばないと相手にしてくれない。 このスピード、タイミングに慣れていない日本人は、 遅い!まだか?と目くじらを立ててしまう傾向がある。 そわそわ、キョロキョロ、必死にウェイターを 探しているシーンを良く見かける。 ゆっくり食を楽しむ事、会話を楽しむ事を忘れているのではないだろうか? 昔、ドイツ人の友人にこんな事を言われた。 日本人は家畜のように、飯だけガツガツ食べて楽しいのか?と。 確かに日本のサービスレベルは素晴らしい。 しかし、頼めばすぐ何かしてもらえる環境、 ボタンを押せばすぐ反応してくれるテクノロジー、 思いのままに何でも事が進む文化に慣れすぎてはいないだろうか? その結果、人々は心の余裕が失われていると思う。 時間に常に追われている状況を生み出し、 自分が思った通りに反応が来ないとついイライラしてしまう。 ほんの数分電車が遅れただけで、イライラする人達。 乗り換える車両を検索してまで、早く着こうとするサービス。 エレベーターを降りる際、閉まるボタンを押すのが美徳の慣習。 勿論、その便利さ故に様々な恩恵を受けているのだが、 もっと、心に余裕を持ってもいいのではないか? おととい、私が自動改札機を出る際、 スイカの残額不足でゲートが閉まってしまった。 その際、後のおじさんが、チッと舌打ちをした。。。 なんだか悲しく感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 23, 2007 09:06:09 PM
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