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テーマ:食べ物あれこれ(50228)
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昨春、関西にお引っ越しした友人Iさんから嬉しい宅急便が届いた。 3年ほど前だったか?「神戸の実家から送ってきたから・・・」と Iさんからお裾分けを頂いたのが 神戸名物“いかなごのくぎ煮”なる物との初めての出会い。 私のイメージしてた“小魚の佃煮”とは全く別物で まずソフトな食感が気に入った! そして生姜風味の甘めのお醤油味の何とも言えない食欲をそそる日本人好みのお味! 家族全員、みな気に入って それからというもの 毎年この時期になると我が家までお裾分けを頂きご賞味に預かっていた。 しかし、、、、Iさんがが引っ越してしまい「あ~あの味は幻となるのね。。。」と諦めていたら 嬉しくもこうやって お母様が大量に仕込んで下さって宅急便にて届いたではないですか~。 大量の“いかなご”に家族全員大喜び。 でも、このパッケージ。。。 もしかして既製品を送ってくれたの???でも、お母さん手作りって言ってたよね??って 頭の中?????? 友人の話によると・・・ 親戚、友人に送る人が多いので、 今では容器にこんな風に紙を貼り付けた物が売られてるそうです。 いかなご解禁のこの時期になるとお店にはポスターも貼られ くぎ煮用の鍋や容器、お砂糖、醤油類の特設コーナーが出来るほどらしい。 そして、この時期は何処の家からもこのくぎ煮の香りが漂ってくるんだとか。。。 こんな光景・・・想像しただけでも癒される。。。 サザエさんのワンシーンをイメージしてしまう私です。 こんな風に、その土地、この時期ならではの季節の風物詩のある土地って誇りですよね。 この体長3~4センチ程度の“いかなご” 瀬戸内海の神戸近辺にしかいない魚らしく生の姿はもちろん見た事なんてない。 それどころか、「この魚大きくなったら何て名前になるの?」とまで聞いてしまった(^^;) (ちりめんは鰯の子だから。。。) そしたら・・・イカナゴは大きくなってもイカナゴですって(笑) このくぎ煮を作る頃の幼魚を「シンコ」と言うらしい。 漁期は2月下旬から3月下旬までのほんの短い間しかなく この間に一斉にどの家庭でもこの佃煮を保存食として作るらしい。 何で“くぎ煮”?って思ったら・・・ 炊きあがった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に似ているところから名付けられたらしい。 納得。。。。 暖かいご飯とこれさえあれば、おかずいらず。 酒の肴にも持ってこい! 魚を好んで食べない子供達もこれは大好き! 油断するとこれだけつまみ食いしてる。。。(-_-;) おおつぶは「今日コンビニで買った鮭おにぎりまずかった~ このイカナゴ入りのおにぎりが最高!!」 と部活から帰って来て 自分で作って食べておりました。 その土地ならではの食べ物って本当に美味しいですよね。 一緒に添えて送ってくれたお菓子もアッという間に子供達の胃袋の中。 季節を感じながら頂ける旬の食べ物って本当に元気を貰う気がします。 有り難く頂こうと思います。。。。 Iさん、お母さん、本当にありがとうございます。 楽天内にも沢山のいかなごのお店があるようですね。 興味のある方は是非どうぞ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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