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カテゴリ:鬱な日常日記orz
今日は重い内容の日記となってしまいます・・・
ご了承ください_ _ 7/21は当方の祖母の誕生日だった訳で、部活帰りに何か買ってやるかなぁ、と思ってたんです。 で、チャリでちょっと大きめなディスカウントストアに向かってた所、いきなり携帯が鳴り出し、出てみると、母からの様子。 当方:もしもし? 母:○○?(当方の名)今すぐ帰れる? 当方:何で? 母:おばあちゃんが入院しちゃって、お見舞いにいくから 当方:は?・・・あぁ、分かった、すぐ帰るよ 10秒程度の電話の中、状況は把握できず・・・ まぁ、疲れが出たんだろうなぁ、毎日暑い中無理するしなぁ 等と思いつつ、家に帰還。 で、室内に入る暇も無く車に搭乗。 なんか、空気が重い感じの車内で 「何でまた、入院したの?」 と、聞くと 「・・・癌が再発して・・・・・」 と、返事。 嫌な空気に口をすぐに閉ざしたが、頭ははなお混乱化。。。 家の祖母はいつも元気で、家内にうるさいと言われることも多くあり、病気になることを知らない人だったんです。 ところが5年前。定期健診で肺付近に癌を確認され、即手術。 早期発見が功をそうし、抗がん剤なくとも無事に成功でした。 結局また元気すぎる祖母が帰ってきたわけですが、今回の手術は安全と言われていたので、大して心配していなかったため、良かったという実感は薄かったんです。実はねw そして5年が経ち、珍しく体調不良を訴えた祖母を病院に運んだところ、MRIの検診によって癌の再発が発覚。 こんなことがあり、話を今に戻すと、家族一同は(父は不在)病院に到着。 そして祖母の病室に行くと、やはりいつもどおりの騒がしい人だったんです。 この様子を見て、「あぁ、またすぐ治るなw」と思い込み、またも安易にことを考えてしまってました。 しかし、見舞いだけでは終わりませんでした。 見舞いもほどほどに、「何とか科診療室」に呼ばれ、内科(外科?)の先生が写真を提示。そして、指を使って丁寧に教えてくれました。 「まず、コレが背骨です。そして心臓部がここになります。」 一瞬、口を閉ざし、再開 「それで、コレが今回の癌細胞です。」 我々一同は「!?」でした。 ただひたすらに大きい・・・ そして、コレ何癌なんだろうか? 呆気にとられる我らをそのままに医師は、また説明を始めました。 「今回の癌細胞は、心臓と背骨に挟まれた位置にあり、手術は困難です。しかも、死角部分に当たっていたため発見できず、すでに末期です。6cm程になっています。」 「発見できず」に腹立ちも覚えざるを得なかったが、我らはそれ以上に、手術不可、末期という言葉に、大きなダメージを受けていたようです。 今後の治療法は、強力な抗がん剤の投与による、細胞縮小を狙うというもの。 しかし、強力とはいえ完治用ではなく、延命用らしいです。 しかも、副作用も大きい・・・ 果たしてこれは、正解な治療法なのか・・・ そしてここで、一番大きな攻撃力を誇った医師の言葉 「長くて2年です。しかし、抗がん剤の効果が薄ければ、1年もつかもたないかでしょう。」と。 知らない方が良い真実。やはり存在するものだったのでしょうか? 今現在、祖母は己の実情も知らず、のんきに隣の患者と話しています。 これを知った時、祖母は耐えられるのでしょうか? 改めて、「延命治療」「知る権利」など、現在の医療環境を考えさせられる状況になりました。 祖父は、いつも祖母をうるさがっていながらも、一番悲しそうにしてました。 ここで祖母が先に逝くとなると、祖父もそれを受け止められるのでしょうか? 最悪の誕生日・・・下手したら最後の・・・・・ 夕食後の主役のいないケーキは、甘く美味いのだろうけど、皆苦い表情の上、蟹を食べているかのような静かで空しい一時でした。 PS ちなみに、今回の癌は「特殊な癌」としか言えない物のようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 22, 2006 05:31:18 PM
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