戦争と武蔵野
戦時中、中島飛行機の工場があった武蔵野市で、こんな展示をしていたので見に行ってきました。映像資料から見るB-29いや、これB377...まぁいいやB-29の製造過程を記録した映像資料は、見ごたえがありました。あの巨大な機体を次々と生産していく工場を見せられると、勝てるわけがないと思いました。B-29の水平尾翼の実物大シルエットが、床に書かれていました。子供が見ても、生産体制に不安を感じていたそうです。生々しい証言が続きます。子供でも勝てるわけがないと思っていたのに、この大本営発表。現実は敵空母1隻撃沈、味方空母4隻撃沈の大敗北。1トン爆弾の模型。こんなものが、いまだに地中から出てくるのです。ちなみに、中島飛行機は武蔵野市に工場、三鷹市に研究施設があったのですが、空襲を受けたのは武蔵野市の工場のみ。三鷹市側の研究施設は全く攻撃を受けていません。これはアメリカもわかっていて、航空機の生産にだけ打撃を与えて、研究内容は戦後に接収するつもりったようです。うん、B-29の模型作りたい熱がまたぶり返しそうだな。でも、ヨンパチはでかいし...