「愛」が「ある」か「ない」か??
今シーズン、4回目のドサへ行ったねずみ男が、こんなメールを送ってきました。以下はそのメールの、ほぼ原文です。(↑一部、際どい表現があり、それは私が若干修正を加えました)ねずみ男の「主観」に基づいての発言なので、誤解を招く部分もある事は承知ですが、私自身もこの意見に同意するところが多々あるため、ここで書かせていただきます。ドサへ向かう機内がとっても快適な旅に変わったのは、ANAのサービスが大きい。言葉使いや態度と言った気配りの意識が非常に高い。その他にもEdy Cardとの連携をさせたのも好都合。ANAの会長、大橋さんをこれから応援していきます。因みにNorthwestのマイレージは、数十万マイルあるけど、常に満席状態でアップグレードさえも満席状態、プラス、マイルの移行が全く出来ないので、何ら有効な使い道が見い出せない。アメリカの航空会社は、安かろう悪かろうが現状。30年前は、世界中の航空会社のレベルが高かったのに、今は、一部を除き、そのあらゆる質の低下が著しい。レベルの低さを加速させてるのは、乗客にも原因あり。成田経由である方面へ向かう便には、日本人(←私は「ペーパー韓国人」だけど)の常識では疑問を持ってもやむを得ない行動をする乗客もいるので、機内が汚くなりやすいし、物を壊しやすい。航空会社もそれを放置してると言うより、乗務員が自分の物じゃないので気にしない。直しても綺麗にしても又同じになるからだと感じている。NorthwestだってPan American(←倒産した)だって昔はレベルが高かったんですよ。英語が母国語ではない航空会社は、今だにレベルが他より高いみたいです。実名で申し上げます。私が搭乗した航空会社や噂で聞いてサービスが良いのは…ANA, JAL, Lufthansa, KLM, Air Canada, Singapore Airline, Aeroflot(←但し成田ーモスクワ線でエアバス機材に限る)Swiss Air ってとこです。皆さん、旅行の時は、多少金額が高くても上記の航空会社を使った方が快適な旅が出来ますよ。以上、いつも格安チケット乗客の一人 ねずみ男でした!(^^)!私も、旅行会社でOLをしていた経験があります。時々、お客さまからの苦情をいただきましたが、海外旅行で最も苦情が多かったのが、往復のフライトに関するモノだったんですね。機内での、乗務員の接客や、手荷物の紛失・破損時の応対の悪さなどです。主に、ねずみ男も挙げている、アメリカの航空会社が多かったですね。そういえば、こんな事がありましたっけ…国内のある航空会社から、私の勤務していた支店の銀行口座に送金がありました。しかし、経理関係の伝票や書類を見ても、この送金に関する該当の金額が見つかりません。何のお金なのかが全く分からず、航空会社の営業担当に問い合わせると…2ヶ月ほど前に、私の上司が取り扱った職場旅行で、帰路のフライト中に、エアポケットに落ちて、機内が激しく揺れた事がありました。ちょうど、ミールサービスの途中で、ケガ人はなかったのですが、乗客の中に、衣服を汚してしまった方がいらしたんですね。(↑私たちの間では、添乗した上司の話から「『そばとそばつゆが宙を舞った』事件」として認識されていました)それが、私の支店のお客さまのひとりだというのが分かり、「クリーニング代」として、支店の口座に送金をしてきたのです。(注:ツアーなどの団体の場合、航空会社に氏名・性別以外の情報は出さなくてもよいので、個別の連絡先等は、取り扱った旅行会社などに問い合わせるしかないのです)そのお客さまご本人すら、あまり記憶になかった程度しか汚れてはいなかったそうですが、この対応には、お客さまだけでなく、私たちでさえ驚いたのですよ。不慮の事故とはいえ、その責任をしっかりと認識し、乗務員からの聞き取りをして、私の支店でお世話したお客さまだというのを調べた上でお詫びをしたというのは初めてのケースだったので、しばらくの間「語り草」になっていました。後日、送金されたお金と共に、上司がお詫びに伺いましたが、この対応にとても好印象を持たれたようです。その後のお仕事などの折に、その航空会社をご指定されていましたから。意識・見識の違いはあれど、サービス業というのは、「人」の質次第で決まるのですね。その辺りをどう心得るのかで、客を「引きつける」のか「離す」のかが変わるのだと思います。ひろ~い意味で、「愛」があるかないか…ですよ。