地方のお産事情
今週、OL時代の後輩のところに遊びに行きました。今は道内の別の場所に住んでいる彼女、先週「里帰り中」とのをもらっていたのです。この時期に里帰りなんて、もしかして・・・と思ったら。案の定、重そうなお腹を抱えていました。2人目が来月産まれるの。上の子はまだ1歳11ヶ月、やんちゃ盛りの男の子なので、身重の彼女ひとりでは大変だものね。いろいろと話をする中で、かかりつけの病院がいつも混んでいるという話題が。この地域は現在、お産を引き受けている病院がどんどん減っているのです。その中で小児科も併設している総合病院はひとつしかないので、妊婦さんの大半は、その病院に通っているの。産婦人科の個人病院もあるのだけど、やはり小児科があった方が安心だってみんな考えるのね。かあちゃんの街の総合病院も、3年前から産婦人科の分娩と入院を休止したので、やはり同じ病院まで行かなければなりません。夏で40分、冬だと1時間近くはかかります。基本的に、お産で救急車は呼べませんから、病院までは自力で行くしかありません。かあちゃんがちびを産んだ頃は、市内のどこからでも15分以内で病院に行けたのに。ここだけではなく、全国のあらゆる地域で今は同じ問題を抱えていますね。ニュースでもよく取り上げられているし。北海道は特に広いせいもあってか、もっと深刻で。とある地域では、破水などの緊急事態に備えて、救急隊員に講習を受けさせ、万一の場合は、救急車内でのお産にもある程度対応出来るような取り組みもされています。少子化だと騒がれていますが、このような状況も一因になっているのかなぁ・・・などと考えさせられました。来月初めが予定日の彼女、元気な赤ちゃんを産んで欲しいな