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カテゴリ:家族
突然ですが、今月17日に日本へ2週間ほど里帰りすることになりました。
突然といっても、1ヶ月前には決まっていたのですが・・・ 理由は2つ。 1つは、ばばちゃんは2年ほど里帰りをしていないので日本が恋しくなったこと。 2つ目は雛人形。 ”雛人形”とは・・・? 今回姉がエリカのために雛人形をわざわざ日本から送ってくれたのです。それは”ここまでしてあげてるんだから、エリカを早く連れてきて見せて頂戴!!”という、すまして微笑んでいる人形の背後から、姉が無言でおいでおいでをしているように私にはひしひしと感じたからなのです。 姉は、エリカが生まれたときから初めての姪っ子ということもあって、エリカにとても会いたがっていました。こちらに来たがっていたのですが、やはり家庭があるとそんなに自由に海外まで出かけられないのが現状です。 そこで目をつけたのが”エリカを日本に来させる動機を作る計画”。それにぴったりだったのがおそらくこの雛人形だったのでしょう。 今回はこの計画にのってあげることにしたのです。 実は雛人形は私の昔からのあこがれのものだったのです。家が貧しくて雛人形もひなまつりもなかった子供の頃、私にとってはとうてい手の届かぬものでした。 大人になってからはそんなことすっかり忘れていましたが、今回娘を持ってからまた”雛人形”のことがとても気になり始めました。 ・・・しかし、ここはサンフランシスコ。そう簡単に雛人形など手に入るものではありません。市内の日本町(ジャパンタウン)の店に飾られてある、とても高い雛人形を見てはハアーっとため息をついていたのです。 雛人形のことはうちの両親がこちらに来たときに話をしたような気がしますが、それが姉のほうまで伝わったようです。 雛人形が我が家に着き、一つ一つ梱包されているものから取り出し、すっかり飾っていくと、子供の頃に戻ったようにうれしくてはしゃいでしまいました。エリカは雛人形の意味が分かるはずもなく、人形が触りたくてだだをこねていました。中南米生まれの主人も娘同様、ただ私がうれしそうに人形を飾っているのをぽかーんと見ていました。結局ひなまつりを楽しんだのは私一人だったようです。 今回は主人は家の修理のためお留守番してもらうことにしました。日本が大好きなうちの主人。連日”いいなー、いいなー、日本に帰れるんだからねー。”とちょっとイジケ気味です。お土産たくさん買って帰るからね、パパちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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