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今日勝たないと一年を棒に振ります

［対戦カード］アビスパ福岡　-　セレッソ大阪
(6日15時35分　大阪市・ヤンマースタジアム長居）

［予想メンバー］
ＦＷ　玉田・田代
ＭＦ　パブロ・山口・橋本・関口
ＤＦ　丸橋・茂庭・山下・田中
ＧＫ　キムジンヒョン

［みどころ］
先週のセレッソ大阪はホームで愛媛ＦＣと対戦し、スコアレスドロー。規定により勝ち進みとなりました。東京戦と同じメンバーで熟成を図りましたが、前半戦はやや押される展開で、後半は盛り返したものの試合を支配するには至りませんでした。後半ロスタイムには猛攻を受けたもののしのぎきることができました。

9月27日のアウェイ・徳島戦、前半ロスタイムにDF染谷のパスを受けたMFパブロが得点を決めて以来、流れの中からの得点が生まれていません。玉田＋田代、エジミウソン＋パブロの組み合わせで主に戦ってきましたが結果が出ない以上抜本的な見直しが必要かもしれません。なんといっても得点を取らないことには勝ちあがれませんから。

ここ２試合、守備陣の充実ぶりが目立ちます。大ベテランの茂庭を先発起用することで最終ラインが引き締まり連続完封しています。左サイドDF丸橋の調子が今一つですが、サイドが活性化すればセレッソらしい攻守にアグレッシブな試合が見られることでしょう。そうすれば勝利は近くなります。

［対戦相手］
先週のアビスパ福岡はホームでＶファーレン長崎と対戦し、１－０で勝利。後半立ち上がりに得意のセットプレーからFWウエリントンがあげた得点を守り切り、博多の森に集まった今シーズン最多の観衆は狂喜乱舞で喜びました。堅守とセットプレーに自信を持つチームでセレッソが苦手とするタイプです。

前回ここヤンマーで対戦した試合からリーグ戦８連勝(12戦負けなし)でシーズンを終える破竹の勢いで最終的には２位・磐田と勝ち点差なしの３位でした。期間中は22得点３失点と攻撃陣にも火がつき、正に止められない勢いを見せたといえます。実力と勢いを兼ねそろえる強豪チームと対戦するわけです。

［今シーズンの結果をおさらいしましょう］
ゴールデンウィークに博多の森で対戦した際には、前半にセットプレー絡みで失点し０－１で敗戦。ヤンマーでの試合は、後半にGKからのフィードをFWウエリントンにつながれ０－１で敗戦と２連敗。ワンチャンスをモノにされての敗戦とはいえ今シーズン勝てていないこと、得点も取れていないことは気がかりです。

［突破条件をおさらいしましょう］
決勝戦は順位が上の福岡が有利で、勝利と引分けで突破となります。セレッソは勝利のみが突破条件です。確率・出目でいえば、67％福岡・33％大阪ということです。ですが、ただ勝利すればいいわけで、プレーオフ決勝と難しく考えることなく、リーグの44試合目(最終節)で「勝てば福岡よりも上の順位に行ける」くらいに思うばプレッシャーに潰されることはないでしょう。

また、かつて「勝てば優勝」の試合には勝ったことがありませんが、「勝てば昇格」というケースは３度ありその全てで勝利しています(藤枝・新潟・草津)。今日も「勝てば昇格」という試合なのできっと結果を出してくれることでしょう。


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