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テーマ:セレッソ大阪(970)
カテゴリ:セレッソ2016「勝つ!」
[予想メンバー] [みどころ]準決勝のセレッソ大阪はホームで京都サンガと対戦し、1-1で規定により勝ち抜け。雨中の決戦となりましたが、MFソウザのミドルシュートのこぼれ球をFW柿谷がやさしく流し込んで早い時間に先制。その後は1点リードを気持ちの余裕として優位に試合を進めました。試合終盤に京都のパワープレイに押されてしまい失点を喫しましたが想定内のものであって、このまま同点で試合を締めることができました。 リーグ順位が上位のチームにとって先制点は極めて有利な要素となります。先制点だけでなく追加点を奪うことができていればより安定した試合運びができたわけですが、そこはシーズンを通しての課題が出てしまったといえます。今日の相手、岡山も終盤のパワープレイに定評のあるチームですから、たとえ先制できたとしても1点リードで満足することなく貪欲に追加点を狙ってほしいところです。 京都戦では相手選手のハードアタックに苦しむ場面も目立ちましたが、それは相手チームのなんとしても勝ちたい気持ちの表れです。すべてを受け止めた上で勝ち抜けの条件を達成することがプレーオフに求めらます。この90分を引分け以上で終えられればいよいよ「約束の場所」へ帰ることができます。どんな展開になったとしても慌てず騒がず落ち着いて、自分のやるべきことを見失わないようにそしていつも以上に全力が出せるように頑張っていきましょう。 [対戦相手]準決勝のファジアーノ岡山はアウェイで松本山雅と対戦し、2-1で勝利。降りしきる雨、厳寒のアウェイ戦、引分けも許されないという難しい条件でしたが、同点で迎えた後半終了間際、松本守備陣の足が止まったところに中央を走り込んだFW赤嶺へ素晴らしいボールが出て決勝点が生まれました。松本に「このまま引分けでOK」という油断があったのかもしれませんが、最後まで諦めなかったチームが勝つというのがスポーツです。 どうしても得点がほしい岡山は、京都同様にパワープレイを見せました。京都は背が高くポストプレイで活躍しそうな外国人選手を入れてきましたが、岡山はセットプレーやクロスボールからDF岩政のヘディングに頼るというやり方でした。鹿島アントラーズで十分な経験と実績のある歴戦の強者だけに今日の試合でも要警戒です。特にセットプレーは多様な攻め方を持つチームだけに一瞬たりとも油断してはいけません。 過去の岡山とのリーグ戦は、5勝2分15得点6失点と負けなしです。つまり過去の実績からいけば勝ち抜けできる確率は100%ということになります。ですが、独特の雰囲気のあるプレーオフの決勝戦です。過去のデータでは語れない難しさがきっとあることでしょう。今季はホームでは逆転での2-1(清原・山村)、アウェイでは追い付かれての1-1(ソウザ)でした。 [そのほか]プレーオフは昨年に引き続き2年連続の出場ですが、ここまで白黒はっきりしたことが一度もありません。昨年は対愛媛(0-0)対福岡(1-1)、今年が対京都(1-1)とすべての試合で引分けています。昨年の決勝は引分けではダメな条件でしたが、今年は引分けでもOKな条件です。もし引分けでJ1復帰を決めるとなれば、4戦連続で勝ち負けを記録しなかったことになり、珍記録です。 J1リーグは昨日の鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じ、J2J3入替戦は本日12時半キックオフなので試合が始まる前に結果が出ています。リーグ戦の大トリを飾るのがこの昇格プレーオフです。堂々と勝利し、胸を張って来年2月の開幕はJ1で迎えましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月03日 23時05分01秒
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