[Black History]の記事一覧 | CRIB

2008年のアメリカ-新たな時代

少しご無沙汰しております。ここしばらくなぜか日本語が打てなくなってしまい(T-T)、この日記も数日前に途中まで書いたのですが、書き終えることが出来ず。。。とほほその為内容が少し古くなりますが、せっかく書きましたのでUPしますね。そんなわけで皆様の所へも遊びにいけずでしたので(すみません)、これから明日にかけてお伺いして(もう夜遅いので)、コメントさせて頂きますね。それでは、ここから本文に入ります。8月28日の民主党全国大会での、バラク・オバマ上院議員のAcceptance speech(指名受諾演説)を見ましたか？丁度Dr. Martin Luther King Jr.の "I Have a Dream" speech　から45年の記念するべき日にオバマ氏によってされたこの演説は、色々な意味で歴史に残るものだったと思います。もしDr. Kingがまだ生きていらしたら、何とおっしゃっていたことでしょうか？オバマ氏の奥様の彼を見る目が、惚れ直した男を見る目だったとでも言いましょうか(笑)、心から誇りに思っているという感じで、なんとも印象的でした。皆さんの感想はいかがなものでしょうか？今回の彼の演説をTVでみながら、私は色々な事を思い出したり考えたりしました。そして、現在自分の生きている『時代』を実感したと言うか、アメリカが明らかに新たな方向へ向かっていると確信しました。1980年代にアメリカに来たばかりの私は、置かれた環境のせいもあり、幾度となく差別をされ、その上、黒人と仲良くしたり恋愛をするようになってからは、輪をかけて差別や嫌がらせをされました。東洋人が沢山住んでいるタウンでしたが、当時あの辺りではまず黒人と東洋人のカップルは見かけませんでしたし(東洋人と白人のカップル、黒人と白人のカップルはいましたが)、特に私の住んでたエリア(upper-middle classの住宅街)では、黒人とお友達として仲良くする東洋人さえいませんでした。だから目だったのはわかるのですが、なぜ私(達)の事を知らない他人から差別や嫌がらせをされなくてはならないのか。。。こうしてこの国に来て初めて人種差別を体験し、腹を立てたり胸を痛めたものです。それでも、それ以前の人種差別に比べたらたいしたことはなかったと言うか、比べ物になんてならなかったんだと思います。旦那が小さい頃ディープサウスで体験した人種差別の話などを聞くと、本当にそうだと思います。黒人と言うだけでドアは開けられず、チャンスも与えられなかった時代でしたから。アメリカでは差別は場所によりかなり差がありますので、場所によってはそれほど感じられない所もあります。反対に、今でもかなり差別の酷い場所もあります。どういう職業についているか、どのこ学校に通っているなど、置かれた環境によってもかなり違うと思います。そして昔と今とでは程度が全然違うと思います。例えば、残念ながら私の住むこの場所では、人種差別が現在でも根強く存在します。約15年くらい前に上に述べた場所からこの田舎に引っ越してきた当時は、まだKKKが表で結構活発に活動していましたし(さすがに最近は耳にしないですが)、旦那も私も職場等でかなり人種差別され、特に旦那は散々苦労をしました。その頃に比べると良くなったとは思いますが、大都市などに比べるとまだまだの所です。ここで私の唯一の日本人友のHさんは、7年～8年前にOrange County, CAからここへ引っ越してこられたのですが、彼女いわく、ここで受ける(受けた）人種差別は、40年くらい前でもされなかった様な差別だそうです。OCに住んでいた約30年間の間に、こんな差別はされた覚えがないとも言ってらっしゃいます。話が少し横に外れましたが、私がアメリカに来た頃はどの地域だろうが、有色人、特に黒人や黒人の血をひく人が、アメリカの大統領になるかもしれないなんて考えられなかったことです。問題外だったと言っても大げさではないでしょう。でも2008年こうしてオバマ氏が大統領候補として上がり、まだ差別は存在するけれど、でも確実にアメリカが変わってきていると、先日の民主党全国大会の模様をみながら実感しました。そして再度、時代が変わったとも思いました。ここ数年、時代が変わったと感じることが度々ありますが、特にそれを感じたのは昨年、ここに引っ越す前に住んでいたあのタウンに十数年ぶりに行った再、昔は全く見かけることのなかった黒人と東洋人のカップルを多数みかけた時でした。オバマ氏が大統領候補として上がったことについて言うと、もちろんオバマ氏は半分黒人なので嬉しくないと言ったら嘘になりますが、私は大統領候補が黒人だから嬉しいのではなく、多くの人達が、『有色人種だろうが何だろうが、現在、アメリカの大統領に誰が1番ふさわしいのか』と言う事を重視するようになってきた気がして、それが何よりも嬉しいです。これからもっともっと、何事においても、人種や性別に関係なく、人格や実力を重視する社会になって欲しいなと思います。 "I believe that as hard as it will be, the change we need is coming. Because I've seen it. Because I've lived it." Barack ObamaP.S.　オバマ氏のこの日の演説の全部をフリーページに載せました。　長いですが、興味のある方は読んでみて下さい。9月1日はアメリカはLabor Dayで、アメリカ在住の皆様はお休みの方も多いかと思います。どうぞ素敵な1日をお過ごし下さい。そしてルイジアナ周辺に在住の皆様はハリケーンの影響で大変だと思いますが、くれぐれも気をつけて下さいね。それでは。

R.I.P. ROSA PARKS

まだ前の日記のレス書いてないし、国際結婚バトン書くって言ってあるし、もうすぐ試験だからこの日記書くの止めようとも思ったけど、Rosa Parksが先日亡くなり、彼女は私がリスペクトする人の1人(同じ女性として、そしてアメリカに住む有色人種として)なのでどうしても今のうちに書いておきたいので急いで書きます。日本語の記事はこれです↓　ローザ・パークスさん（黒人の米公民権運動家）ＡＰ通信などによると、２４日、米デトロイトの自宅で死去、９２歳。死因は老衰。人種差別撤廃運動に尽力し、「米公民権運動の母」と呼ばれた。　米アラバマ州生まれ。公共の場所での人種隔離を定める法が施行されていた１９５５年１２月、同州モントゴメリーの市バス内で席を移るよう求めた白人男性の求めを拒否し逮捕、収監された。これをきっかけに、故キング牧師を中心とした長期間の抗議行動に発展。翌５６年、米連邦最高裁が差別は憲法違反とする判断を下した。５７年にデトロイトに移住し政治家の事務所で働きながら差別撤廃運動に尽力した。　９６年には米政府が市民に与える最も名誉ある勲章「大統領自由勲章」、９９年には議会が贈る最高の栄誉である「議会金メダル」を受賞した。（ニューヨーク共同）（共同通信社）よりもっと詳しくRosa Parksについて知りたい方はこちらを読んで下さい（英語ですが）私は彼女の勇気と努力を永遠に忘れることはないだろう。Rosa Parks1913-2005

終ったよ/久しぶりのBlack History!

ぶちっ、ぶちぶちぶち～～～！今さ、せっかく日記書き終えたと思ったら消えたぜ！むかつく～！でも気を取り直して、また書きますわ。あのですね、今日で終りましたの。何が終ったかって？Midtermが終りましたの！やったぁ～♪ &　疲れた～(＾＾；)まっ、正確に言いますと1ヶ月ほどでまたMidtermがあるわけなのだが。私のとってるClassesって内容が濃いからか(?)、なぜかMidtermが前半と後半にわかれている。それじゃあ1/3 termじゃんけ！・・・むかっでもまぁ、前半だけでも終ったんでよしとしよう。そんでもって出来はと言いますと。。。まあまあだったと思う←あくまでも『思う』ですから(笑)論文を書かされたClassの試験の結果は結構良いかもしれん。なにせ私はOpinionatedな人間なもんで。。。ははは(＾＾；)とにかくこれからゆ～っくりTVでもみよっと♪HV1のHip Hop Honorsも今年は見逃したしね、今晩あたりでも再放送やってくれないかな～。つうわけで、皆様の所にも久しぶり～に遊びに行きますねぇ～うふふ(＊＾0＾＊)あっそうそう、トップの私の写真をまた変えてみました。で、今日は他に何を書こうかと考えたんだけど、最近全然Black Historyについて書いてないのよね。楽天始めたばかりの頃は、はりきって書いてたのに。。。。Black Historyどころか日記すらろくに書いてない今日この頃。。。。ははは(＾＾；)そういうわけで、久しぶりに書こうと思います。これは昔にさかのぼって、アフリカ人が奴隷としてアメリカに連れて来られた当時に彼(女)らが覚えた英語(Broken English)で歌ってた歌。Hip Hopスラングみたいと感じられる方もいるかもしれないけれど、これが当時彼らの使っていた英語です。内容は説明しなくてもself explanatoryだと思いますので書きません。あえて書けばDey＝Theyで、ここではSlave holders(Plantation owners)を意味します。念の為に書いておきますがde=the, gib=give, cruss=crust, sif=sift, huss=husk, dat's=that'sです。では、彼(女)らがどんな気持ちでこの歌を歌っていたか感じながらこの歌詞を読んでみて下さい。We raise de wheatDey gib us de cornWe bake the breadDey gib us de crussWe sif de mealDey gib us de hussWe peal de meatDey gib us de skinAnd dat’s de wayDey takes us in

Black Quarterbackｓ/GAS(画像)

昨日はSuper Bowl XXXIX(39)でしたね。　ご存知のように私はBasketballはわりと好きだけど、Footballはあまり興味がない。旦那と息子もFootballはBasketballほど興味がないみたいだけど、やはりSuper Bowlは毎年見る。私もpre showやhalf time showそしてCMが見たくて毎年一緒になって見る。でも今年はPhiladelphia EaglesのDonovan McNabbがSuper Bowlの歴史上3人目のblack starting quarterbackとあっていつもより注目していた。Donovan McNabb↓ 残念ながら人種差別はまだまだ続くこの国。少し前まではどんなに実力のあるトップblack college quarterbacksでもNFLに入いるとrushersか receivers かdefendersにされてしまうのが実状だった。今までNFLで black starting quarterbacksは少なかった。チームのplayerの多くは黒人なのに、それでも今までstarting quarterbacksは白人で占められていた。でもこのシーズンNFLは club record highの6チームがblack starting quarterbacksを使い、Footballのファンではない私でも嬉しかった。やっとIt’s not being looked at as much what color a guy is but if he can help win games. の思考になってきたと言えるかもしれない。ここまでの道のりは長かったしまだまだ黒人playerに対しての差別は続くが、こうしてMcNabbのようなblack starting quarterbacksの存在により、opening a door for black kids to have dreams and aspirations.だと思う。残念ながらPhiladelphia EaglesはNew England Patriotsに負けてしまったけれど、このSuper Bowlでのblack starting quarterbackの存在は、black communityだけでなく、私達有色人種のcommunityにとって強い影響を与えたHistoryと言えるのではないでしょうか？この前の日記にも書いたように、今月はBlack History Monthです。と言う事で今回は今日の日記にも関連するfirst black quarterback to play in NFLのWillie Throwerについて少しだけだけど書きたいと思います。彼の写真を探したのですが見つからなかったので、残念ながら画像はなしです。Throwerはfirst black quarterback when he played in one game for the Chicago Bears on Oct. 18, 1953 でした。彼はこの試合にたった1度だけ出場しただけで、この後black quarterbackがまたプロゲームに出場するまで15年もの歳月が過ぎることになる。これにはこの国の人種差別が背景にあることは書くまでもない。そして彼がblack quarterbackとしてどれだけ苦労したかは想像もつかない。結局彼はこのアメリカの歴史に残る出場をとげた後、翌年からCanadian Football Leagueで活躍し、27歳の時に肩を痛めてプロからRetireした。そして彼は71歳にしてNew Kensington, Penn.で Feb. 20, 2002に亡くなった。Throwerは1952年にlet Michigan State to national championshipも成し遂げている事も忘れてはいけない。Throwerの功績が、現在のMcNabbを含めたblack quarterbacksを支える土台になっていると言えるでしょう。土曜日に旦那がGASと言う映画のDVDを手に入れたので見ました。このDVDは1ヶ月ぐらい前にリリースされているので、すでに観た方もいると思いますが、よくあるLow budget black movie(^^;)かとあまり期待していなかったのに結構良いストーリーだったので紹介します。この映画はBlack movieと言うよりもPeople of colorのMovieという感じで良かったです。主演はFlex AlexanderとKhalil KainでTyson Beckford(彼のファンの方は沢山いると思います)も出演しています。ちなみにこの映画の中でMookie(Kain) の彼女はB系韓国人の女の子なのよ。この映画のおおざっぱなストーリーと画像を載せときますね。英語のままですがあしからず。A loyal son's inheritance hinges on his ability to work side by side with his black-sheep brother in prominent television director Henry Chan's feature debut. Upon returning to Los Angeles to attend his father's funeral, good son Damon (Flex Alexander) soon learns that in order to claim his share of the family inheritance he must work alongside his shady brother, Mookie (Khalil Kain) -- a former drug-dealer who had previously cost Damon a college scholarship -- in keeping the family's long-running gas station in business for at least one year. As the siblings repeatedly butt heads over matters both great and small, they soon come to realize that it takes more than money to hold a family together. All Movie Guideより

The 16th Street Baptist Church Bombing

41年前の今日、残酷な事件は起きた。March on Washingtonの18日後の1963年9月15日、KKK(Ku Klux Klan)のメンバーのRobert Edward ChamblissはBrimingham,AlabamaにあったThe 16the Street Baptist Churchに爆弾を仕掛け、自分が仕掛けた爆弾によって教会が爆破するのをfew blocks先で眺めていた。朝の10時19分だった。教会のベースメントでChoirのrobeに着替えていた11歳から14歳の黒人少女達4人を殺害、20人ものけが人を出した。この教会は当時のAfrican-American Communityにとって大きな役割を果たしていた。度々ここで行われたmass ralliesでは、Martin Luther King,Jr.を含め沢山のLeaders達が演説を行い、Civil Rights Movementの会議場としても使われていた。以前この教会爆破の脅しはあったが、9月15日の爆破に対しての脅しはなく、ふいをついた犯罪だった為、この日教会は何も対策を取っていなかった。この爆弾はダイナマイトにすると10本に当たるもので、爆破は建物を粉々にした。この事件に対しての深い悲しみは黒人社会だけでなく、見知らぬ白人達の間でも示され、殺害された黒人少女4人の家族に対する同情の意を示した。この殺害された黒人少女達のお葬式ではMartin Luther King,Jr.がeulogyを演説し8千人ものmournersが訪れた。この残酷な犯罪はRobert E.Chamblissを含め、KKKメンバー他3人によって実行されたが、この罪に対しての罪追求は3年後の1968年になってもされず、FBIはこのケースをcloseした。だが1971年になって、Alabama Attorney GeneralのBill Baxleyがこのケースをreopenした。1977年11月18日、Robert E.Chamblissは殺人の有罪を宣告され、無期懲役を言い渡された。1988年にもう1人の犯罪者であるHerman Frank Cashに対するケースもreopenされたが、彼は裁判が起きる前に死亡した。その後他2人の犯罪者（Thomas Blanton,Jr.とBobby Frank Cherry)に対する裁判も行われ、それぞれ2001年と2002年に殺人の罪で無期懲役を言い渡されたが、それは犯罪後38年以上も経ってからの事だった。でもこれは殺害された黒人少女4人の家族や友達にとって、長い間待っていたvictoryだった。

Voice of the NAACP(画像有り）

明日は"Voice of the NAACP"と呼ばれたWalter Francis Whiteの誕生日。White氏は１８９３年７月１日に、ジョージア州はアトランタ市に生まれた。彼には少しだけ黒人の血が混じっていたけれど、ブロンドで青い目をしていた為、白人として差別される事なく生活する事が出来たが、彼は黒人として人生を送る決意をした。彼のcivil rightsのcareerは、Atlanta Board of Educationが黒人の７th　gradeの教育費を取り上げて、その資金を白人の為の新しい高校建築に使う事に対して反対運動を起こしたのが始まりだった。その後彼は、NAACP（National Association for the Advancement of Colored People)のアトランタ支部を創立し、１９１８年にはNAACPのNational staffとなった。１９３１年には、NAACPで最上地位のExecutive Secretaryとなった。NAACPでの彼の任務はlynchingとrace riotsについて調べることだった。彼は外見白人に見える為、白人による差別活動を現場で調べる事が出来、KKKなどの白人権力主義団体の内情報も手に入れる事が出来た。彼はAnti Lynching Legistrationを可決させる為に戦い、その調査、努力、功績に対して、１９３７年にはSpringarn medalを受賞した。彼は１９５５年にこの世を去るまで、アメリカ中でcivil rights,antilynching,antisegregation in Militaryそしてantiracism in Hollywood movieの為に戦った。彼の主なfocusはアメリカ黒人社会の改善だったが、世界の人種問題改善の為にも大きな役割を果たした。Africa,Virgin IslandやParisの政府、国会の団体、そしてUnited Nationの代表者やアドバイザーとしても活躍した。彼はBiographyやSouthern lynchingについての小説も書いている。黒人社会、そして有色人種社会改善に大きな役割を果たしたWalter F. White。白人として苦労のない人生を送れたにもかかわらず、黒人とし生きていく決心をした彼のcourageと黒人としての誇りは忘れたくない。有色人種の１人として、彼の努力とその素晴らしい功績をcelebrateしたい。 Walter Francis White

Juneteenth

明日６月１９日はJuneteenth。Juneteenthは奴隷制度の終わりを祝う日。現在知られている奴隷制度終止を祝う日の中では１番古いといわれる。１８６３年、President Lincolnが奴隷解放宣言をしたが、アメリカの奴隷の生活は南部連合によって取り締まれてい為、それほど変わる事はなかった。その上その後２年半は、政府の監視がTexasには及ぱなかった。それを良い事に、多くのslaveownerは自分の奴隷をただで解放するのを防ぐ為、奴隷をTexasに移し、売った。１８６５年、General Gordon GrangerがGalveston,Texasに来た際、ここでは奴隷解放が実施されていないとわかると、彼は６月１９日に゛The people of Texas are informed that, in accordance with a proclamation from the Executive of the United States, all slaves are free. the involves an absolute equality of personal rights and rights of property between former masters and slaves, and the connection heretofore existing between them becomes the between employer and hired labor. The freedem are advised to remain quietly at their present homes and work for wages, They are informed that they will not be allowed to collect at military posts and they will not be supported in idleness either there or elsewhere."と宣言した。この日以来、Texasの黒人達は６月１９日を奴隷解放記念日として祝うようになり、その後このCelebrationはアメリカ中に広がっていった。Texasのあちこちで元奴隷達が"Emancipation grounds"と呼ぶ土地を買い、JuneteenthのCelebrationに使うようになった。HustonのEmancipation Parkはその一例。BaltimoreにはNational Juneteenth Museumが建てられ、アメリカでどのように奴隷制度が終わったのかを学ぶことが出来る。現在、Juneteenthは黒人の自由の他に、黒人のeducationの重要さを主張し、黒人のachivementを祝う。歴史上では１４０年以上も前に奴隷制度は終わったが、黒人や有色人種に対する差別や差別待遇はまだまだ続いているアメリカ。奴隷制度、そしてその後のアメリカ黒人の苦労の事実を忘れない為にも、JuneteenthなどのCelebrationを重視するべきではないでしょうか。

Brown v. Board of Education

５月１７日はBrown対トペカ教育委員会の裁判判決の５０周年だった。この判決は黒人生徒と白人生徒との分離された教育制度は不平等で憲法に反すると、米最高裁判所によって下されたものだ。トぺカ、カンザスの小学校は１８９６年以来分離されていた。黒人のOliver Brown氏は、娘のLindaを白人の通う小学校に入学させようとしたが、その小学校の校長にLindaが黒人だからと拒否された。Lindaはその白人の通う小学校からたった４blocksの距離に住んでいた。だが、黒人のLindaはこの小学校に通うことは許されなかったため、railroadを越えて、度々遅れる事のあるバスを大通りで待って、そのバスに乗って２０blocksも先の黒人の通う小学校に行かなければならなかった。その為、Brown氏はNAACP(National Association for Advancement of Colored People)トペカ支部に助けを求めた。NAACPは前からアメリカの分離教育制度を変えたいとチャレンジする試みだったので、このBrown氏の苦情は゛The right plantiff at the right time."だった。NAACPはトペカ教育委員会を訴えた。NAACP special counsulは分離教育は黒人生徒を非難している為、憲法第１４条のequal protection guaranteedに違法すると指摘し、最高裁判所はそれに同意した。この判決はKKKなどの白人権力主義者グループや白人市民から反対され、強く抵抗されたが、黒人市民にとっては、ここ５０年以上で初めて米最高裁判所が自分達側についたと感じた出来事であった。この判決から５０年たった今、アメリカの教育制度を考えると、残念ながらそんなには変わっていない。多くの有色人種の子供達は大都市の貧しい地域の学校に通い、白人生徒の多くは、主に白人しか通わない郊外の高級住宅地にある、キレイで施設の整った学校に通っているのは事実だ。現在でもシカゴやデトロイトの多くの学校では、全生徒のほとんどが黒人で白人が９％以下と分離がまだ見られるという。残念ながらこの判決は書類上にすぎないのだろうか？まだこの国では教育制度を含め、本当の意味で全国民の平等化はされていないのが事実だ。平等教育制度判決後の５０年を振り返る。May 17,1954-The United States Supreme Court unanimously rules that racial segregation in public school and elsewhere in public life is unconstitutional, and that 7-year-old African-American student Linda Brown must be admitted to an all-white public school in Topeka,KS.1955-In a case that later becomes known as "Brown II,"the Supreme Court says public schools must desegregate"with all deliberate speed"rather than requiring immediate action.1956-A bombing destroys the newly integrated high school in Clinton,TN,forcing students into temporary quarters in another local school building. The national guard and state troopers are called in to keep peace at a Clinton football game.1957-When 9 African-American students try to enroll at Central High School in Little Rock,AR,US Army troops have to be called in for their protection.1971-In Swann v. Mecklenburg, the Supreme Court unanimously upholds the use of busing to integrate schools in Charlotte,NC.1974-In Milliken v. Bradley, the Supreme Court rules that city schools be integrated without including the sorrounding suburbs,thus accelerating "white flight"from US cities and their schools.1976-Furor over school busing reaches a peak in Boston as white protesters assault black businessman Ted Landsmark with an American flag during an antibusing rally.1999-A federal judge orders public schools in the Charlotte area to cease special efforts to integrate their schools.

Emmitt Till の母の言葉から考える（画像あり）

もう皆様も5月10日にU.S.Justice Dept.が49年前に起きたEmmitt Tillの殺害事件の探査をreopenする事を発表したのはご存知かもしれません。1955年、当時14歳だった黒人少年Emmitt Tillは自分の住むChicago（北部)からMississippi（南部)に住む伯父を訪ねた。EmmittはChicagoで人種差別待遇を体験していたけれど、南部のひどい人種差別待遇にはunaccustomだった。この人種差別待遇のひどいMississippiでEmmittはキャンディーを買ったお店の白人オーナーの妻になれなれしくした（彼女に口笛を吹いた）と、この店のオーナーとその義理家族の白人男性2人に、数日後殺害された。その殺害の仕方があまりにも残酷で、Emmittの死体が3日後に川で発見された時には、彼の目は抉り取られており、つぶれた顔や頭には銃が入っていて、identifyが出来ないほどひどいものであったと言う。Emmittの母は世界中の人に息子がこの白人殺人者達によってどんな目にあったのかを見てもらいたいと、open-casketで葬式をした。このEmmittを殺害した2人の白人の裁判はprosecutionにとって有利なものではなかった。なぜなら当時、南部では罪を犯した白人をpublicで黒人がその罪を問うことはなかったからだ。最終的にはEmmittの伯父が自分の甥っ子を殺した白人殺人者達を有罪にする為にtestifyした。その勇気に励まされた他の黒人達もtestifyしたが、その後自分達の命を奪われる恐れで、Mississippiから逃げ出さなければならなかったという。せっかく勇気を出してtestifyした黒人達の努力は、残念ながら裁判の判定結果を左右することはなく、この2人の白人殺人者達は、全白人juryによって無罪と判定された。この事件はアメリカ全土のミディアで取り上げられ、American civil rights movementに強い影響を与えた。その後Emmittの母がいった言葉・・・゛Two month ago I had a nice apartment in Chicago. I had a good job. I had a son. When something happened to the Negroes in the South I said,'That's their business not mine.' Now I know how wrong I was. The murder of my son has shown me that what happens to any of us, anywhere in the world, had better be the business of us all."皆さん、本当にそうだと思いませんか？ P.S.---Emmitt Tillの殺害後の悲惨（グラフィック）な写真を見たい方は、仲良しのSistaこねこちゃんのブログへ行って見て下さい。Sistaこねこちゃんのブラックカルチャー知識箱へは、私のお気に入り一覧から行く事が出来ます。