158454 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Confession @ random

Confession @ random

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

べーやんチップス

べーやんチップス

Recent Posts

Category

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Favorite Blog

田舎おやぢの徒然日記 田舎おやぢさん
インテリアコーディ… くまくまりんさん
星屑のたわごと  +++まほ+++さん
Cheer for wallabies ひろどん7さん
ラベンダーの風に吹… 風茶んさん

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

べーやんチップス@ Re[1]:いい感じでござる。(07/03) Umi7727さん さすがに朝早くなんで大声…
べーやんチップス@ Re[1]:いい感じでござる。(07/03) toybox2001さん どうもすっかりご無沙…
Umi7727@ Re:いい感じでござる。(07/03) がんばってますね~! そのむか~し、ジ…
toybox2001@ Re:いい感じでござる。(07/03) こんちわ~。 お元気そうで、安心しまし…
meru☆@ Re:ニジマスの葱味噌詰めホイル蒸し焼き。(12/29) おいしそう~。なんか日本料理屋さんで出…
2006.12.29
XML
テーマ:海外生活(7779)
(ニジマス釣りの旅、第一日目後編からの続き)

2日目も風が若干あるが天気は晴れてくれた。
前の晩は気づかなかったのだが庭にはすごい数の青いアジサイが咲いている。

2ndday1.jpg

なんか運動会の時の紅白のティッシュの花を思い出した(笑)

朝8時には起きて朝食にありつく。
熱い味噌汁を啜りながら今日の予定を聞く。

N「今日はオトロハンガに行ってブラウンに挑戦してみようか。」
べ「おお、ブラウンか~、釣れるかなあ?」

ブラウンとはブラウントラウトのことでニジマスが体にきれいなピンクいろの筋を特徴とするなら、ブラウンは黄土色の筋があり、全体に斑点があるマスだ。ニジマスの川の流れの激しいところを好むとは対照的に、このマスは流れが淀んだところが好きで川底に潜んでいるのだ。それになかなか警戒の強い魚らしく、なかなか誘いに乗ってこないこすい魚らしい。

9時にまた昨日のスポーツ店に行ってルアーを補充する。
昨日の気さくなあんちゃんがいて、向こうも覚えていたらしく、

店「どうだい、釣れたかい?」
べ「沢山釣れたよ、40cmくらいのが。なかなかよかったよ!今日はルアー補充しに来たんだ。」
店「おお、そうか!よかったな!」

全体的にこの店の店員といい、農場の人といい、何だかオークランドに比べて気さくな人が多い気がする。これはここだけでなく竿を持って後々道を持って道を歩いていても、通り過ぎる車から手を振ってくるのだ。そんな人の素朴さにも触れた気がした。

■■■

ハミルトンから西南に40分ほど行くとオトロハンガの街があり、そこから田舎道を行くと、渓谷に囲まれた農場がある。目指すポイントの川はこの牧場の脇を流れる川だ。

2ndday2.jpg

道端に車を停めて支度に取り掛かる。

N「今日のポイントは昨日みたいに釣れないよ~(笑)ブラウンうまく引っ掛かるかな。」

2ndday3.jpg

べ「お~し!釣れるといいなあ!そうそうそんな感じにね!(笑)185cmもあるブラウン連れたらすげえがあ!(←岐阜弁)」

2ndday4.jpg

川のそばに行くと確かに昨日川よりも濁っていて流れが淀んでいる場所がある。師匠曰くここは、この川でのブラウンのベストポイントらしいのだ。(いきなりベストからかい!絶対師匠はショートケーキをイチゴから食べるな、ブツブツ...)警戒心の強いブラウンに気づかれないようにそっと川に近づき降りていく。

早速アタックしてみるといきなりルアーに2匹の黒い影が追ってきた!しかも1匹はなかなかのサイズ!しかし喰らいつかず、そのまま奥に戻ってしまった。

N「おお、あれブラウンぽいな!」
べ「まじですか?!くっそ~~!」

その後何度か投げてみたものの、たまに追ってくるか全くこないかとなった。
魚が遊んでいるだけなのか、それともこちらが遊ばれてたのかなかなかの曲者だ。

少しずつポイントを変えつつ進んでいると向こうの方で師匠の竿にHITしたらしい。
いきなり40cm級のニジマスを釣った。さすが!
腹を割いてみると虫だの藻だのここのマスはなかなかの粗食とみた(笑)。

ルアーもなんでもそうだが、川の流れ、深さなどポイントに応じてルアーの巻くスピードを変えてみたり、ちょっと待って沈めたり、流してから巻いてみたりと様々なテクニックを使わなければならない。唯単調に同じことをやっていても釣れなければ意味がないのだ。そしてその上に狙ったポイントにしっかりルアーを落とせるかも重要だ。
私は前回に比べてかなり上達したものの、まだ10投中2、3投は飛距離が足りなかったり、とんでもないワイルドショットだったりしたので今後は更に気をつけたいところだ。
魚の胃袋を割くのも魚がどんなものを食べているのかという重要な要素を知ることができる。これらの食べたものに似せてフライ針という疑似餌を作成してアタックするということに繋がるからだ。

しばらくトライすると私の竿にグンと重みが!おお、なかなかの手応えだと思ったら、バラしてしまった。
N「あれはブラウンぽいね。もうちょっと落ち着いてもよかったね。残念。」
べ「く~~~~~!!」

逃がした魚はでかかったってか。
そうこうしているうちに師匠の竿にまたもHIT!今度は35cmくらいのまたもニジマスを釣り上げた。今日は師匠が好調だ!

すこしポイントを下流の方にかえて投げては巻き、投げては巻きを続けた。
途中手応えがあったり追っかけているのが見えても、イマイチ完全に引っ掛からなかった。

そうしてある時、師匠の指示通りのポイントに抜群のコントロールを発揮してポチャンと落とした瞬間グーンとやってきた!!HITだ!!

N「そうそう竿を立てて!OK!そのまま糸のテンション保って。そうそう、いいよ!勢いを殺したら巻いてそのまま岸の方へ。今ネットですくうから...あれ?こいつ!入れ!...とりゃ!入らん...くそ!...」

そうこうしているうちにバレてはまずいと思い、

べ「まだですか?もう上げちゃいますよ!どうりゃっせい!!」

結局ネットですくえないまま、岸に釣り上げてしまった。

N「ネットの意味なかったな(苦笑)さすが一本釣り師!」
べ「まあね、まかせろ!へへへ。」

昨日と同じくらいの40cm級のニジマスだ。

また更に下流に下りていくと渓谷のようなきれいな景色のポイントに来た。

2ndday6.jpg

羊も群れをなしてメェメェ鳴きながら丘を登っていく。
浅瀬には長靴で水の中に入ることも出き、ゴムを伝って水の冷たさがなんとも心地いい。

2ndday7.jpg

なんともきれいなところだ。昔、田舎の川で遊んだ記憶が蘇ってきた。

ここは流れが結構速いのでルアーの巻上げは速めにした。
何度か魚影はみたものの追っかけてくるだけで咥えようとしない。
またしても遊ばれているのか。

時間の都合上、あともうすこしだけ試そうということになった。
途中吊橋を渡ったりちょっとしたハイキングコースだ。

2ndday8.jpg

橋を渡ると牛が沢山いるところに出くわした。
じーっと見つめる牛達。遠くから駆けてきて段々集まってきた!
好奇心はあるのだろう、近くまで来るものの、そこから今一歩近づいてこない。その辺の長い草を引っこ抜いて与えようとして近づこうとするときびすをかえして逃げようとする。ちょっと怖がってもいるみたいだ。
で、後ろ向けて歩いて進んでいくとドスドスドスと音たててついてくる。くるっと振り返るとピタっと止まってジーッと見つめてるだけ。まるで「だるまさんが転んだ状態」だ(笑)。
遊んでほしいんだけど、怖がっているんだろうな。なんともかわいかった。

最期のポイント、何箇所かで粘ってみたものの、ググっと来たのをばらしてしまっただけで終ってしまった。ま、ブラウンでなくニジマスだったであろう。

2ndday9.jpg

いい時間になったので引き返ることにした。
ガイドによるとこの川では30cm以上のものを2匹だけ持って帰ってよいということだったので、そう考えたら今日の釣果も悪くない。
釣りだけでなく景色もよかったしたのしいハイキングみたいな感じだった。

また40分かけてハミルトンに戻り、ちょっと一息してから、昨日釣ったマスと今日釣ったのをお土産に、NさんSさんに別れを告げてオークランドに戻った。

二日間と短かったが自然にふれて何だかまた癒されたような小旅行であった。
またいつでも遊びにおいでといわれたので機会ができたらまた行きたい。



♪Take Away My Pain - Dream Theater



(実はこの日記、一旦消えてしまって2度目の末に泣く泣く書き上げました。なんでメンテナンスなんてやってんだよお(笑)!)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.31 06:04:40
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X