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カテゴリ:人生のセリフ
今は便利になった。
知らない言葉や漢字を目の前のスマホを使えばすぐに問題解決できる。 まさにそのスマホに日々、お世話になってはいるがこれではいけないと常々思っている。 以前、印刷会社で和文タイプライターを使う仕事をしていた。 日本語は漢字が大量にあるため、目の前に並べられている活字も探すのに時間が掛かる。 タイプライターに並べられた活字以外にも別の引き出しにもあるが、目の前に使用頻度の高い活字さえも探すのは大変だ。 そんな時はついつい同僚に場所を聞いてしまう。 それで問題解決はするが、それだとすぐ忘れてしまう。 やはり自分で探し出すとずっと覚えている。 急ぎの仕事の時は聞いて仕事を進めたほうが良いが、余裕のあるときはなるべく自分で探してそして自分のものにしていた。 その後コンピューターが導入され、最終的に和文タイプライターは消え、ワープロの文字変換が一般的になり、英文タイプライターと同じキーボードになった。 ここでもその操作方法を説明で聞いて覚えたつもりでいても忘れた時にいちいち同僚に聞くと同じように忘れてしまう。 自分で記入したノート等を開いてあれこれ考えながら操作を覚えるほうがずっと身に付いた。 職場でも寡黙に作業している人のほうが仕事ができる人だった。 人を当てにしないは大事なことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.16 15:11:01
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