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カテゴリ:暮らし
実家を片付けていて、事務的に処分しようと思っても、勿体ない気持ちになって躊躇することがしょっちゅうだ。
布団もそのひとつ。 しょっちゅう泊まりに来ていた末娘家族のために母が揃えた高価な羽毛布団や、敷き布団、毛布等。 未使用のもあり、捨てるには忍びない。 勿体ない気持ちになり、羽毛布団と敷き布団をもらってきた。 勿論、妹も弟も数点引き取ってはいる。 母の年代は親戚が泊まりに来るのは当たりまえだったので、寝具はどこの家でも押し入れに準備してあった。 貰ってきた寝具を入れるスペースはすでに二組分しまってあるので我が家には無い。 そこで入れ替えに古い寝具を処分した。 私が結婚するとき母が揃えてくれたもの。 思い出が詰まっているが処分の時期が来たと割りきった 。 それにしても私は実家にはお産の時と子供が小さい時のお正月とか、数える位しか泊まられなかった。 母が姑のいる家なんだからと許してくれなかったったから。 核家族で気ままな生活をしていた妹が好きなだけ泊まることを許され、居場所もない気疲れの多い生活をしていた私は実家に泊まることも許してくれなかった母ってもしかして今で言う毒母か? 私もはっきり抗議すればよかった。 母が亡くなったとき、泣けなかったのはそういう思いも潜在的にあったのかも知れない。 布団を処分していてそんなことが頭を過り、理不尽なことをされたとき、自分の思いを人に伝えることができない自分が悔しかった 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.23 14:12:33
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