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カテゴリ:テレビ
昔、娘さんがアメリカで仕事をしている知り合いから聞いた話で印象に残っていること。
「アメリカ人の男性は女性に親切で『I LOVE YOU』を躊躇なく頻繁に言うからメロメロになっちゃう、って娘が言ってた。」と。 戦後の混乱期、頼れる身内もいない草刈正雄の母親は偶然居合わせ、その後も何度も顔を合わせるようになるアメリカ人兵士の、彼の国では常識のレディファーストで接する彼に好感を持つようになるのは、誰にでも起こりうること。 まして男尊女卑の強い九州の地元で彼は新鮮に見えたことでしょう。 今回の放送で知った新しい事実。 父親の姉マーガレットさんが当時、定期的に手紙とお金を送ってくれたこと。 それを草刈の母親は、感謝していたということ。 マーガレットさんは写真だけの登場で恐らく亡くなられていると思われるがずっと気にかけていた97才の伯母様同様、思いやりのある人達とわかり、ホッとした。 結局、父親の家族は出演もコメントも無かったのは残念。 父親の甥に当たる人が「彼は波乱万丈の生涯だった」と説明があり、詳細は語らなかったが(事業の失敗がありと前回の放送では話していた。)、家族としてもあまり触れたくないことなのかもしれない。 父親の墓前で一言も発せなかったのが、彼の心情そのものなのだろうな。 父親としては何もそれらしいことはしてくれなくても、彼の遺伝子を持って生まれたことで華やかな芸能界で活躍でき、苦労した母親も人生の後半は穏やかに生きられたこと。 もちろん、草刈本人も彼の母親もちゃんとした努力の人だからというのもある。 娘さんとも意思疎通が出来て、自分は経験できなかった賑やかな家族に囲まれている彼に、天国のお母さんもホッとしているのではないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.07 07:38:36
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