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Under the Baobab Tree

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2010.02.01
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こちらに来る前に、モヒニアッタムの丸橋広美先生に、「人はなぜ踊るか」(渡辺建夫著)という本を紹介された。モヒニアッタムについて詳しく書いてあるというので、こちらに来てから読んでみた。

この本の中では、インド古典舞踊の発祥と社会的な位置づけの変化、そして、西洋のバレー、バリ舞踊、そして日本舞踊との比較が書かれている。踊り子の社会的な位置づけが踊りの振りにも影響してきたということもわかる。

インド古典舞踊はそもそも、神様にささげるという意味もあったし、踊りを通じて神様に近づくという意味もあった。そういう神聖なものだったのに、植民地時代には、女性が人前で踊るということは恥ずかしいことだというふうに見られるようになった。しかし、現在では、社会が伝統芸能の価値を認め始め、インド古典舞踊を学ぶことは一般に広まり、純粋な芸術として鑑賞されるようになってきているそうだ。

私は、そういう背景を全く知らずに、ケララで仕事をしていたので、なにか、少しでもケララのことを学ぼうと、モヒニアッタムを習いはじめてみた。日ごろ頭を使う仕事をしているので、体で感じたままを表現する、あるいは、頭で考えることなく、体を使うことに集中する踊りは、私に必要なことであるとも以前から感じていたというのもある。

最近は、仕事が忙しくなり踊りの稽古にはほとんど出ていない。しかし、この本を読んで、時間を見つけて、少しでもよいから、踊りを学び続けようと思ったりもした。どれだけできるかわからないけれど...細く長く続けて行こう。






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Last updated  2010.02.02 02:18:54
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