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久々の更新です。
顕微授精を実施しても受精率が著しく低い、あるいは、まったく受精しない場合は、このカルシウムイオノフォアという薬剤が受精成立に奏功する可能性があります。 特に、奇形精子しか存在しないような患者様の場合は、奇形精子そのものが卵子を活性化する能力に乏しいため、顕微授精実施前あるいは後に、このカルシウムイオノフォアを使って補助的に卵子を活性化すると、効果が高いようです。 卵子側が原因と考えられる、顕微授精での受精障害でも、この薬剤で奏功することもあるようです。 ただ、この薬剤の使用経験は症例数そのものが少ないため、安全性が確立したとは言えない状況です。ですが、この方法でしか受精しない場合もあるようなので、充分に説明を受けたうえで使用をご検討いただくと良いのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月13日 15時10分41秒
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