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2つの胚盤胞が合体してしまう現象があります。胚盤胞の栄養膜細胞同士が融合して、ひとつの胚盤胞のようになってしまいます。
こうなると、「胎盤共有型2卵性双胎」になってしまう可能性があります。 本来、2卵性の双胎は胎嚢(たいのう)がそれぞれ1個づつ独立しているはずなのに、「胎盤共有型2卵性双胎」では、胎嚢が1個になってしまい(エコー像では、1卵性双胎のように見えます)、結果として1個の胎嚢に遺伝的に異なる胎児が2人いる特殊な状態になってしまいます。 胎盤共有型2卵性双胎では、性別が違ったりすると、性成熟に影響がでたり、血液型が違った場合には、2種類の血液型が混在したりするという、特殊な状況になることもありえます。 このような事を起きにくくするためにも移植胚数は出来るだけ1個にして、多胎妊娠を避ける努力をしたほうが良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月31日 12時45分21秒
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