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眠いから起きれない。
寒いから起きれない。

いいものを見つけると、それを欲しがったり真似したりする人が多い。
真似は所詮、本物の模倣なので、本物を越える事はない。
演劇なんかで、同じ台詞をしゃべって、同じ演技をするのが何人もいると、成り立たない。
一つの役は一人がやる、また別の一人は物語に違う効果を与える役を演じる。
『真似』を頂上において登山するのと、『真似』を道具としてリュックにつめて登山するのとでは、後者の方が展開が読めない分、最後にどうなるのか知りたくなる。
一体、真似る人というのは、真似ながらして何をもってそんなに平気な顔をしていられるのか。
自分の属性を他人に依存したまま生活していて、まるで知らん振りである。
そしてその依存している属性をあたかも自分が創り出したもののごとくにさえしている。

だから疲れるし、眠たい。