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カテゴリ:映画鑑賞
かなり、切なく悲しい映画でした・・・・ 実話をベースにして作られたと知って更に悲しくなってしまいました。 【内容】 とあるアパートに暮らす母(YOU)と4人の子供たち。 母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも 行かせず部屋に閉じこめ、仕事に出かけていく。 家事や弟妹の面倒は12歳の長男・明(柳楽優弥)の仕事だ。 そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを 明(柳楽優弥)に残し、姿を消してしまう。 やがてお金が底をつきはじめ……。 この映画で柳楽優弥君が、第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞 を受賞した事は有名ですね しっかし!!母親がどうしても許せない どんな事情があろうとも、子供を置き去りにするなんてあり得ない でも、悲しいかな実話なんですよね・・・・・ この映画は、演技力がどうこうよりも子供達が「素」でカメラの前で 遊んでいるように感じました。 その自然体が、見ていて辛くなるほど「素」でした。 この映画は1988年に起きた「巣鴨 子供置き去り事件」がベースです! 【巣鴨 子供置き去り事件】~朝日新聞記事より~ 母親(事件発覚当時40歳)は、少なくとも3人の男性との間に6児を出産。 養子に出した子と長男以外は、すべて自宅で自分の力だけで生んだと いうことが判明) 62年西巣鴨のマンションに転居。 大家には、「長男と2人暮らし。長男は立教中学に通っている。 夫は数年前に死亡した」と話して大家を信用させマンションに入居。 大家は他に子どもがいることは知らなかったと話している。 62年秋頃から愛人ができ、母親は愛人のところに入り浸るようになった。 長男の話では62年秋頃から、「仕事で大阪に出張する」と言ってマンション を出たままだというが、母親はときどき2・3万円ずつ送金してきたようで たまに姿をみせていたこともあるという。 63年の正月に一度戻っているが、子どもが邪魔になってマンションに 置き去りにし、千葉県内の愛人のマンションに同居していた。 長男には千葉県の住所を教えていた。 長男は、いなくなった母親の代わりに食事を作ったり、おむつを取り替え たりしていた。毎日のようにコンビニを訪れては菓子パンやおにぎりなど を買っていた。コンビニの店長は「夜中の2、3時に来たり、学校のある 昼間の時間帯にもしばしば見かけたりするので、変だなあと思っていた」 と話していた。 63年3月末、長男は滞納していた1月までの3ヶ月分の家賃を支払ったが、 2月以降は未払いでその後はガスと電気を止められていた。 63年5月に福祉事務所の相談員が訪れる。 カーテンは閉め切り、部屋には衣類が散乱。台所には残飯の一部が かびた状態で残っていた。そして衰弱した兄弟を保護。 千葉県内の愛人のマンションに同居していた母親は「テレビのニュースで 事件を知り、自首しようと思った。中学程度の子どもに幼い子みんなの 面倒を見させて悪かったと思う」と話し、保護者遺棄の疑いで緊急逮捕 された。涙は見せていないという。 10月26日、保護者遺棄、同致傷の罪に問われた母親に対する判決公判が あり、裁判官は「わが子を養育するわずらわしさから逃れようとした 無責任、身勝手きわまりない犯行。三女の死の遠因となったといっても 過言ではない」として、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決 を言い渡した。 ※懲役3年なんて短すぎる!!!! 本当に悲しすぎる事件です・・・子供達には幸せになって欲しいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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