テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:映画鑑賞
シャーリーズ・セロン主演で話題になった 映画『モンスター』。 この映画のモデルが、アイリーン・ウォーノスです。。。。。
アイリーン・ウォーノスの逮捕から死刑執行までを追ったドキュメンタリー作品が、 この『シリアルキラー・アイリーン』です。(監督:ニック・ブルームフィールド)
【アイリーン・ウォーノス 年表】 1956年 ミシガン州ロチェスターに生まれる。 1960年 アルコール依存症の母親ダイアンが、アイリーンと兄キースの育児を放棄。 1971年 14歳で父親不明の男児を出産。子供はすぐに養子に出された。 1971年 家を飛び出し、売春をしながら放浪生活を始める。 1976年 富豪の老人ルイス・フェルと結婚し、1ヶ月後に離婚。 1986年 デイトナのバーでタイラ・ムーアと出会う。(後の恋人) 1989年 リチャード・マロリー殺害を皮切りに、連続殺人を開始。 その後、7人の男性を殺害。(すべて売春の客) 1991年 ハーバー・オークスのバー「ラスト・リゾート」で、囮警官により逮捕される。 1991年 自供を開始(正当防衛を主張)。 1992年 マロリー殺害の罪で、死刑判決が下る。(その後死刑判決を6回受ける) 2002年 フロリダ州刑務所で薬物注射により死刑を執行される。(享年46歳)
「心を動かされ、感動した」 (タイム・アウト誌) 「素晴らしい。類まれなドキュメンタリー!」 (ザ・タイムズ誌) 「シンプルで悲劇的、そして感動的なドキュメンタリー」 (ザ・ガーディアン誌) 本作は、アムステルダム国際映画祭(2003)、トライベッカ映画祭(2004)で、それぞれ 最優秀ドキュメンタリー賞も受賞している。 【内容】 「私はこの社会に殺されるんだ」。死刑前日のインタビューで、アイリーンは怒りをあらわに叫ぶ。幼少の頃から性的虐待とレイプを受け、14歳で家族や社会からドロップアウトし、街の片隅で売春婦として生き続けたアイリーン。彼女を連続殺人に駆り立てたものは何だったのか。彼女は本当に死刑に処されるべき怪物だったのか。そして今、アイリーン・ウォーノスの生と死が再びクローズアップされているのはなぜなのか。ニック・ブルームフィールドは、数回にわたりアイリーン本人に単独インタビューを行い事件の核心に迫るとともに、“モンスター”を生み出した米国社会、歪んだ司法制度を鋭く告発する。この映画には、「モンスター」では描かれなかったアイリーン・ウォーノス事件の真実が映し出されている。特に、「モンスター」をご覧になった人は必見のドキュメンタリーである! 殺人は、どんな理由があれ許されるものではありません ただ、このドキュメンタリーを見て感じたことは・・・逮捕された後のアイリーンは、汚い世間 から裏切られ、利用され、最愛の恋人・母親にも売られてしまう。。。 その為、インタビューに答えるアイリーンは急に怒ったり、優しくなったり・・・と心を完全に 閉ざしてしまっているように感じました。 映画『モンスター』は、脚色してあるので真実とは少し違いますが・・・・ 彼女が、恋人タイラを死ぬまで愛し続けていたことは事実です。 自分を警察に売ったタイラを愛し続ける彼女に・・・・正直、心を打たれました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画鑑賞] カテゴリの最新記事
|
|