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カテゴリ:仲間系
それは8月の終わり。
友人Uがやってる喫茶店に行ってコーヒーを飲みながら談笑した時のこと。 U「8月も終わりだなぁ~、どこも行ってないなぁ」 私「じゃ来月どっか行くか。島か山でも。」」 U「バリ島行く予定あるから山かな。」 私「山ねぇ。一回富士山登ってみたいんだよなぁ」 U「富士山!俺も行きたかったんだよ!」 私「じゃー行くか!」 そんなノリで決まってしまいました。33歳にして初の富士山アタック! 実は富士山どころか登山すら初めてですが(汗 その後メンバーは5人に増えましたが、見事なまでの「登山初めて集団」が出来上がってしまいました(笑 ただ相手は大自然。たとえば釣りでも海をなめてかかったら大変なことになるように、山を、それも日本最高峰の富士山に対してド素人が全くの無知のまま飛び込んで行く所業はとんでもないこと。 まずは富士登山について事前にできるだけの情報を得ようと思いネットで調べてみると、いきなり 「富士山の登山シーズンは終了しました。 以降の登山は十分お気をつけください 」 って書いてある(泣 なんだよーなんでだよー、と泣きじゃくりながら読み進めると、どうやら富士山の気候は想像以上に厳しいらしい。「寒さは北極圏並み」だとか「風の強さも日本一」だとか「雷に注意」だとか後ろ向きのことばかり。 しかもアタック日数日前には非常に強い台風13号が発生し九州で甚大な被害を出しつつ近づいてきており、日本全土はその影響でほぼ雨が降り続くというかなり最悪な状況。 整理すると ・登山ド素人集団が ・登山シーズンが終わった富士山に ・向かってくる大型台風という不安を抱えながら当日を待つ。 どーすんの!どーすんの俺!? しかし天気だけは当日になってみないとわからない! 俺の晴れ男伝説を信じ、富士山に登りたい!という一心で準備を進める。 悪天候に備えて雨具 9月の山頂平均気温2.7度に備えて防寒具 底が固くゴツゴツしてて歩きやすい靴 歩きやすいズボン(Gパンはダメなんだってさ) 酸素・水・食料・着替え・タオル などなど (けっこう釣りに使うもので代用できるのね♪) 徐々に準備が進んだ。 登山口は、急斜面だけど距離が短く早く登れるという「富士宮口」に決まった。 でもアタック前日、天気予報を見ると富士吉田の降水確率は70%となっていた(泣 ただ一番心配だった台風の動向は進行速度が遅かったことと、進路が北気味だったことで直撃という最悪のシナリオはなく、強風の影響は少ないのではないかという希望も出てきた。 ボクの友人であるベテラン登山家の助言も聞き、とりあえず5合目まで行って状況を判断し決行か中止かを決めようということした。 ここまで来たら登りたい! 情熱は 静かに 燃え続けていたのであった。 そしてやってきたXデー。 9月17日である。 朝3時に集合し首都高~東名御殿場ICから富士に向かう。 富士山スカイライン手前、目指す富士の峰が眼前に現れた。 とりあえず晴れちゃってるのである(嬉 続く>>> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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