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カテゴリ:ボート
某船長「近くに船見えない?」
アタシ「大きな船で黒いスパンカー上げてるクレーンの付いたのが見えます」 某船長「え~~~~~?そんなのいねぇぞ~~~」 アタシ「アウトリガーにオレンジのジャンパー付けて上げました」 某船長「わかった。もう少し探してみる」 こんばんは、うまです 昨日からの続きです エンジンと頭を冷やす為にしばし流されてみます。 魚探で水深を見ると80mライン まだ大丈夫だ。 15分間エンジンと頭を冷やす間にジギングしてみる 魚探に反応出てないけど オーナーはその間にちゃんとマリーナに連絡してます あら?この船は。。。。。。 船外機なのに風に対して真横に流れてます 船底の形がかなりキツイV型なのでローリングベイトよりも 激しく横揺れしちゃってます ジギングしながらいろんな事を考える 冷却は心配事もあるが問題なし エンジンが止まって始動しない要素は 圧縮状態でエンジンが止まった? でも、あの音は?? どっかが焼きついたか? でもでもエンジンは冷えてるぞ? って事はもしかして、クランクのベアリングか???? 手でフライホイール回してみるか。。。。。 15分経過 もちろんジギングでは釣れませんでした 飛沫に気をつけてエンジンカバーを外し真上にあるフライホイールのカバーを外す ん?エンジンの下に変なゴムブッシュが落ちてる。。。。。 気にしない気にしない(どう見ても重要な部品では無さそう) さて、フライホイール手で回してみると、ちゃんと回る もう1回セル回してみようかな? キュルキュル~~~ あっ回った が、かからん スロットルを少し入れてセル回してみる ンギャガラガランガラランガラガラ△□*○☆~~~ 駄目だこりゃ@長助風 こりゃクランクのメタルだわ。。。。。。。 って後でよく考えたら2ストなのでボールベアリングかも 玉が出ちゃったかな?オカマエンジン? 正式にレスキューをマリーナに依頼する。 仲間の漁船が迎えに行くとの事 しかし、正確な位置はGPS故障の為に伝えられない おそらく〇〇の沖です 横揺れにたまらなくなりオーナーがアンカーを少し出してみる 勿論アンカーは底まで落ちても効かないが、こうするとそれが 抵抗になり船首が風上に向くのよね んが ボートが重いせいか?アンカーが軽いせいか?風が強すぎるせいか?波が強すぎるせいか? 波に対して横を向いたまま流される。 バケツにロープ結んで流してシーアンカーの代わりにしても同じ もっと波風が高ければありったけの装備品(Tシャツでもパンツでも)総動員してどうにかするのだが、まだまだこのボートは大丈夫なのだ このまま流されるか。。。。。。。 オーナーはビールを開ける 幸いにして南からの風&ウネリの為ボートがひっくり返らない限り岸につく。 どんな岸に着くかは行ってみなければわからない。 途中に網のブイ等が見えたら急いでチルトアップして 水深が20m切ったらアンカーを一気に全開で放出だな なんて考えていると ヨットが真正面から近寄ってくる 風が強いので45度近く傾いてるよ。 いか~~~~~ん こっちは動力船なのでこっちが避けなければいけない。 ヨットは乗ったことが無いのでどんな挙動を示すかわからんが 急な旋回はできないだろう。。。。。。 仕方ない。体で止めるか 真正面に立ち手を振って来るな~~~~!!!! どんどん近づいてくる うわ~~~~~ 乗ってる人の顔が見えるよ~~~~~~ と思った瞬間ヨットは進路を変えた こえ~~~~~~~~ ヨットマン「レスキュー頼みましょうか~~~?」 アタシ「もう頼んだ~~~~~」 オーナー「GPS付いてる~~~?ノース&ウエスト教えて~~~」 と言っている間にヨットは通り過ぎて行った。 風強くて聞こえないよな。。。。。。 と思ったらUターンしてまた近寄ってくれる ヨットマン「GPS付いてない~~~~~~」 一同無言。。。。。。。。 わざわざありがとうございますm(_ _)m しかし揺れるな~~~~ おぇ!気持ち悪りぃ~~~~~~~~~~ あくびが出始め朝食べたカレーラーメンのげっぷが出る 酔ったわ マリーナやレスキューの某船長から携帯に電話が入り 冒頭の会話である。酔っている暇は無い バッテリー温存の為、魚探は電話が入ったときのみつけるようにした。 皆で(・_・ )( ・_・)キョロキョロとレスキューが来るのを探す あれかな??? あ~~~~行っちゃった。。。。。。 電話で位置や見えるものを伝え水深確認 この繰り返し 一時間経過。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 とうとう水深が60mを切った 風は相変わらず大島で11m 緊張が高まる。 でもそろそろ見つけてくれるだろう 引っ張られる準備をしよう 引っ張られるときのロープワークなんてもう忘れちゃった 確か船尾にロープを回してってのは覚えているが詳細が思い出せない それにこの船はトランサムがあまり強くないって聞いたことがあるので最悪のことを考えるとクリートが飛んだほうが安く済むな 某船長より電話が入るがどうも現在位置が違っているようだ。 海図を積んでいないのもいけなかった。 とりあえず左右のクリート数箇所にロープをまわし、1個くらいクリートが飛んでもいいようにしておこう ↑正確にはこんなんじゃ駄目なのは知っているが今はそれしか思い浮かばない すぐに準備はできた。アンカーは足元に置いておこう 気持ち悪い。。。。。。。。。。。 まだ来ない さっきより流され方が早くなってる気がする 更に一時間 気持ち悪さMAXです。。。。。 カレーラーメンの脂分が食道のあたりまで込上げている気がする 一気に出した方が気持ちよくなるか? でも、カレー臭(加齢臭じゃないよ)は辛いな~~~ あ!お茶がクーラーに入ってたはずだ 半分くらい一気に飲むと少し楽になった ん?あれか? 電話が入る。きた~~~~~~~~~!!!! ルアー游漁船でお客さんも乗ってます。 えらい長かった。。。。。 でもお客さんのほうが大迷惑 時化の中、鳥山やナブラを探すのではなく漂流しているボート探しに二時間だもんね グロッキー状態のお客さんが居るにも関わらず探していただき大変御迷惑かけました。 有難うございますm(_ _)m ロープを受け取り準備してあったロープに結び曳航開始です しばし様子を見るために先端にいたのですが全身ずぶ濡れ やっぱり船は前に進むものですよね。。。。。 船酔いもおさまり全身に飛沫を浴びながら曳かれて行ったのですが 途中でロープが切れてしまう。一番太いロープだったんだけど細かったんですね~ 結局、游漁船のロープをクリート一つに縛りヒヤヒヤです。 曳かれながら冗談で アタシ「この速度って曳きたくなりますよね」 オーナー「釣れたらまずいだろ。それよりもマナー的にまずいな」 オーナー「それもそうだが、鳥山やナブラが出たら大変だ(笑)」 やっとこさ陸に戻りました。 簡単に?長く?書きましたが陸地が見えながらの少し荒れた中での二時間漂流でも緊張の連続といろんな事が頭に浮かびました。 数日間も漂流されたとのニュースをTVでたまに見かけますが、その体力と精神力は相当なものだと実感しました。 でも漂流しないようにする為の些細な異変でも引き返す勇気と念入りな整備が必要ですね。 ボートを陸揚げしボートと体と洗ってマリーナを後にし次の目的地へ。。。。。。。 少し前からブログ上でお世話になっているタックル屋さんへお邪魔しました お店の目の前に車を停めようと近寄ると どこかで見た事があるような方がお店の前で煙草を吸っている。。。。。 目が合う あ~~~~~~~ ↑店長さんだ~~~~~(笑) 車から降り緊張しながら御挨拶 お店の中に入り話しだすと店長さんの人柄にも助けられすぐに緊張が解けリラックスモードに(笑) お店の中もいい感じです 更にこの日の出来事を告白し、色々と情報交換 何故か安心感のある店長さんでついつい喋りっぱなしになってしまいましたわ でも、不思議な感じです(笑) 爆速を通じての不思議な出会い。。。。。。。。 やぱり出会い系? ちょうどお邪魔している所にこれからシーバスを始めるお客さん?が来店 邪魔してはいけないと思いお買い物の品を物色していたのですが つい話しに混ざってしまいましたm(_ _)m タックル屋さんが近くにあったら毎日のように通ってしまい仕事の邪魔になりそうなのでいい距離なのかもしれません(笑) 次回は親分と一緒にお邪魔しま~~す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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