緊張した話といえばこれでしょう
日記を書いて1万PT▼宝探しツアー▼ 私にとって「緊張した話」といえば,これしかありません.またもや社交ダンスの話題になってしまいます.数年前に,東京まで大きなダンスフェスティバルを観に出かけました.世界の社交ダンス界のスーパースター達が繰り広げる夢の競演を.社交ダンス界のトップスター達が,スタンダード6組&ラテン6組の計12組.2日間に渡って素晴らしい白熱のパフォーマンスを見せてくれたのです.世界のトップダンサーですから,近寄りがたいオーラが出ています.会場のあちらこちらで,普段DVDかビデオでしか見たことのないトップスター達がたたずんでいたり,目の前を通り過ぎたりします.本番前は緊張してピリピリしているので,声をかけにくい雰囲気です.素晴らしいデモンストレーションの最中,前日出演したスラヴィック・クリクリヴィー&アンナ・メルニコヴァ組が一つおいて前の席に座っているのに気づきました.クリクリヴィーといえば,ハリウッド版“Shall we dance?”の映画のラスト(プロローグ)で主役のジェニファー・ロペスと華麗なダンスを披露してくれた世界のトップダンサーです.このチャンスを逃したら,二度とこんな機会はめぐって来ないだろうと思いました.彼の後姿をチラチラ眺めながら,どれぐらいの時間が流れたでしょう?素晴らしい世界のトップダンサー達のデモンストレーションも終わり,今しかないと彼に近づいていきました.そして後ろから声をかけたのです.振り返った彼は映画やダンス雑誌で見るよりも,小顔に大きな魅力的な目をしていました.そこは持ち前の心臓で,少し舞い上がりながらも話をしました.そして華奢な手で握手もしてもらいました.思っていた以上にスリムで華奢な身体の方でした.というわけで私の緊張した話は世界のクリクリヴィーを見つけて,話をし終えるまでの緊張した時間のお話でした.