5泊6日約1250キロのジィジの旅・その14 松江歴史館
昨夜は中秋の名月で満月でした。次に中秋の名月と満月が一致するのは7年後だそうです。煌々と光る中秋の名月を時折見上げて眺めておりました。とても明るかったですね。さて、旅の続きです。「松江ホーランエンヤ伝承館」を見学後はすぐ隣にある「松江歴史館」を訪れました。では中に入りましょう。(少し傾いてしまいましたが、)松江藩松平家7代藩主・松平治郷(はるさと)は1806年隠居し、号を不昧(ふまい)としました。大名茶人「不昧公(ふまいこう)」は禅の道での称号です。書画や和歌、陶芸など多彩な教養にあふれ、茶人として「不昧流」を創始した大名茶人です。形式や華美な道具に固執しない不昧公の茶の湯は武士や町民にも浸透したそうです。歴史館の中の喫茶店で温かいぜんざいと和菓子を食べました。不昧公好みと呼ばれる三大銘菓もあるそうです。洋菓子の好きな相方ですが、やはりたまには松江の歴史や季節感を味わえる和菓子もいいものですね。(つづく)