加賀・越前の旅・その5 古総湯と総湯他 最終回
北大路魯山人寓居跡のいろは草庵を後にしてさて、次はどこを観光しようかと考えましたが、腰も痛いのであまり遠くへは行かずに集合場所の近くへ戻ることにしました。道端にツワブキが咲いていました。石燈籠に描かれた絵が面白かったので写してきました。温泉街なので三味線の音も聞こえてきそうでした。そして古総湯に戻ってきました。古総湯は明治時代の総湯を復元して、外観や内装だけでなく入浴方法も当時の雰囲気のままで、石鹸、シャンプーは使用できないと書いてありました。ステンドグラスや壁や床の九谷焼のタイルも忠実に再現しています。「湯の曲輪(ゆのがわ)」と「総湯」の説明です。江戸時代の温泉場は共同浴場を中心として街が作られていました。共同浴場の周りに温泉宿が立ち並び、湯治客は共同浴場に通ったり、長逗留をしていました。この共同浴場が「総湯」です。そして総湯を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪(ゆのがわ)」と言い北陸独特の呼び方らしいです。ゆせん玉子のお店です。紅葉が綺麗だったのでパチリとこの後、日本海さかな街で買い物をしました。地元敦賀の水産業者を中心に70店舗あまりが軒を並べ、日本海側最大級の海鮮市場には蟹や魚介類、海産物や越前若狭のお土産品がずらりと並んでいるので、各自2,000円のクーポンを頂いたこともあって皆さんどっさりお土産を買ってました。そして雲間から天使の梯子が見えたり、夕日が沈む景色を眺めながら帰途に就いたのでした。夕飯用にひつまぶしも買ってきました。これで加賀・越前のバス旅を終わります。(完)