年末年始7日間の旅・その11 2日目は大原本邸から見学
倉敷に移動して一夜明けました。2日目は倉敷美観地区をゆっくり回ることにしました。昨日は急ぎ足で回っただけですので。午前9時過ぎに観光客もすでに歩いていました。足元にちょんちょん動いているのはシジュウカラ?大原美術館は2/26~2/29まで休館中。最初に訪れたのは倉敷川にかかる石橋を渡って大原美術館の向い側にある大原本邸(旧大原家住宅)です。では中に入りましょう。館内は写真撮影ができました。土間の天井から吊るされたオブジェ風の中で記念撮影。降り注ぐ言葉は5代、6代、7代、8代目当主が語った言葉です。次の土間には大原家の代々が並び、その周りに各代の関係者が明りになってつるされていました。大原家を支え、協力した方々だそうです。よく見るとカラヤン(左)とも交友があったようです。中倉1、中倉2、内中倉に入って回ってきましょう。中倉1では大原家の歴史を年表で紹介していました。中倉2では7代当主を紹介していました。内中倉では8代当主を紹介していました。8代当主の書斎をイメージしたカフェスペースには約2,000冊の蔵書がありそのブックカフェのカフェスペースでオリジナル珈琲とケーキを頂きました。その後、部屋の奥の方へどんどん進み、離れ座敷からゆっくりお庭を眺めました。7代目はお茶、8代目はレコード鑑賞をしながらくつろぎ思索をした間だったそうです。離れ座敷から出てくると、内倉1軒、中倉が2軒見えました。そして外に出たのでした。この辺り一帯にはなまこ壁の土蔵や建物が多かったです。明治中期に現在の形になった倉敷の町屋建築(倉敷窓、倉敷格子)は1971年に全10棟が国の重要文化財に指定されました。(つづく)