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カテゴリ:旅行記
菅沼合掌造り集落と相倉合掌造り集落から 高岡市に向けて国道を走りました。 標識に大型車両は80キロ、普通車は100キロと書いてあり、 車がビュンビュン抜かして走って行きます。 私達は安全運転でゆっくり走りましたが、 こんな国道を初めて走りました。 高岡市街に入り車の中から前方を撮りました。 そして着いたのは高岡山瑞龍寺。 今回は写真をたくさん省きましたが、 それでも30枚ほどありますのでご了承ください。 雨が降っていたので暗く写りました。 ここ瑞龍寺は富山県唯一の国宝として有名です。 加賀藩2代藩主・前田利長の菩提寺で、 3代藩主・前田利常が名工の一人である 山上善右衛嘉広に建築を命ぜられ 約20年の歳月をかけて建立しました。 山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、 総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂は 重要文化財に指定されています。 では総門(重要文化財)から入りましょう。 山門(国宝)が見えます。 天保2年(1645年)に建立され、場所を変えて建て直しましたが、 1746年火災で焼失、1820年に竣工しました。 左右に金剛力士像を安置し、 楼上には釈迦如来、十六羅漢を祀ってあります。 向かって右 左 山門をくぐると右側に大庫裡(重要文化財) 正面に仏殿(国宝) 左側に禅堂 仏殿(国宝)は1659年に建立されました。 山上善右衛門の力作の一つで総欅造りです。 仏殿の中の写真はリーフレットから拝借しました。 仏殿を囲むように左右対称に回廊が作られているので、 右側からぐるっと回りました。 大庫裡(重要文化財)で調理配膳と寺務運営を行います。 天上が漆喰で曲線になり結露に配慮してあります。 正面に韋駄天尊増が祀られています。 浄財をして許しをもらい写しました。 延命地蔵菩薩様にも浄財をして相方の腰と足の痛みが 軽減しますようにとお参りしました。 その後、法堂(国宝)へ参拝しました。 1655年~1657年の竣工で 境内一の総檜造りの大建築。 二代目藩主前田利長の位牌が安置されています。 各天井には狩野康信の四季の百花草が描かれ、 欄間には高岡と言う地名の由来となった鳳凰が刻まれています。 法堂の中の写真はリーフレットから拝借しました。 法堂の参拝を終え、左側の回廊を戻りました。 向こうの方に、石廟(県指定文化財)が祀られ 前田利長公、利家公、 織田信長公、同室正覚院、織田信忠公の 分骨廟がありました。 禅堂(重要文化財) 座禅修行だけでなく食事、睡眠もとれる生活空間。 烏枢沙摩(うすさま)明王が祀られていました。 これで高岡山瑞龍寺の参拝を終え山門から出ました。 相方は山門までは歩いてそこでずーっと待っていました。 私が全ての仏様にお参りしてくると、 足の痛みがなくなったと言って すたすた歩いていきました。 ほんのしばらくの間だけですが、 「苦しい時の〇頼み」の効果はあったようです。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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