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カテゴリ:行事・記念日
昨日の夕方雨が降る中、午後6時半開場、7時開演の 「第16回美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業学生演劇公演」、 早稲田大学劇団くるめるシアター参加作品である 「夢、のち」の岐阜公演を見に出かけました。 エントランスホールであると思ったら、 出演者の方が新型コロナウィルスに感染したので、 急遽上演中止になり、代わりに稽古風景の 映像をシアター上映で見せてもらうことになりました。 といっても、本番さながらの映像でした。 原作は夏目漱石の「夢十夜」と W.シェイクスピア作、河合祥一郎訳 「新訳 夏の世の夢」(角川文庫)です。 二つの夢が重なり、色や花が重なり…と展開していきました。 脚本を担当された女性は美濃加茂市出身の坪内逍遥博士の 翻訳を読み、シェイクスピアの面白さを改めて感じたそうです。 その様子をご覧ください。 午後7時から1時間ほど台本を読みながら 稽古風景を見せてもらいました。 (台本はその後、回収されました) とにかく展開が早く、ついていくのが大変でした。 頭をフル回転して話についていきました。 学生さんたち4名が劇について解説をしてくれました。 それを聞きながら画面を見て、台本も読みながら 1時間ほど劇を鑑賞しました。 その後、30分ほどミニトークがあり、 脚本について、また劇を演じるにあたって、 そして裏方で舞台装置を作ることなどについて、 それぞれの苦労話を話してくれました。 大学生の若者が自分たちで企画して 半年かかって作り上げて上演してくれる予定で 夏に当市にも来て、舞台背景なども考えていたので、 急遽中止になって彼ら自身が残念に思ったことでしょうが、 みんな明るく積極的でしっかりしていて、 会場の参加者達からの質問にも的確に答えてくれました。 参加者は最後にアンケートを書いて帰りました。 私にはまるで「夏の夜の夢」のような出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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