胃カメラ
30代から毎年受診していた市の胃癌検診に今年初めてひっかかりました.いつもは集団検診の結果が薄い封筒で届いていました.「今回の検査では異常は認められませんでした.これからも定期的(1回/年)に検診をお受けください.」の文字を見ては,ほっとしていました. ところが,今年は分厚い封筒が届きました.いやな予感がして,開封すると,過日実施しました胃癌検診の結果をお知らせします.「要精検」の文字が飛び込んできました.「さらに詳しい検査が必要です.お早めに胃の詳細な検査ができる医療機関を受診してください.詳細は別添の胃癌検診後の精密検査のご案内をご覧下さい」と書いてありました. どうも胃にポリープができているようです. 市の集団検診を受けたのが9月初め.結果が届いたのが10月初め.大学病院を初めて訪れたのが10月半ば.そして今日胃カメラを飲みました. 先ず口にスプーン1杯のゼリー状の薬を含み5分間そのままにしていました.唇や舌がわずかに痺れてきたのでのどの奥の方はもっと麻痺していたのではないでしょうか.そして左腕には注射を打たれました.胃の緊張をほぐすためだそうです.いよいよ胃カメラを挿入.なるほどのどの奥はさほど違和感を感じませんでしたが食道から胃に入る頃には体の中から突き上げてくる吐き気に苦しむことに.胃の中をチューブとカメラがグルグル移動しながら検査している間,ゲーゲー,ゲホゲホ・・・吐き気と涙で大変でした. 目の前にはモニターがあり自分の胃の中がすべて見えます.ポリープもしっかり写りました.青みがかった液体を吹き付け,ワイヤーのような物を挿入し,ちょうどポリープの真ん中をサッと切り取りました.これから細胞検査をするそうです.結果は半月後にわかるそうです.ちなみにポリープは6ミリほどの大きさとか. (画面で見ると,結構大きく写ったんですが) 最近の胃カメラは飲みやすくなったと聞いていたけれど,実際に体験してみると,まだまだ・・・大変でしたよ.