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カテゴリ:子育て
今日は幼稚園の役員定例会でした。 そして今日は園長先生も参加されました。 だからいつもより、良い意味で緊張感ある定例会でした。 そこで話題に出たのが、<最近の保護者好みの園>について。 あかりんが通う幼稚園は、 カソリック教会が母体のモンテッソーリ教育を取り入れた園です。 改めて言いますが、モンテッソーリ教育とは、、、、 日本モンテッソーリ綜合研究所より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■モンテッソーリ モンテッソーリ教育の 目的と方法 ●目的=自立した子どもを育てる モンテッソーリ教育の基本は、 「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、 子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなけれ ばならない」 という考え方にあります。 モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、 「自立していて、有能で、責任 感と他人への思やりがあり、 生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。 その目的を達成するために、彼女は子どもを観察し、 そこからえた事実に基づいて教育法を構成し、独特 の体系を持つ教具を 開発しました。 その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの 面からも証明されています。 ●方法=自由の保障と整えられた環境による教育 子どもの家や幼稚園では、子どもたちに自発的な活動に取り組む自由を保障し、 そのために「整えられた環境」 を準備します。 「整えられた環境」とは、次の4つの要素を満たすものです。 (1)子どもが自分で自由に教具を選べる環境構成。 (2) やってみたいなと思わせる、おもしろそうな教具。 (3)社会性・協調性を促すための、3歳の幅を持つ異年齢混合クラス編成。 (4)子どもそれぞれの発達段階に適した環境を整備し、子どもの自己形成を援助する教師。 ※モンテッソーリ教育においては、教師は「教える人」ではなく、 子どもを観察し、自主活動を援助する人的環境要素です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もちろん日本には他の幼児教育法があります。 でも私とバンビはモンテッソーリに興味を持ち、 そして魅力を感じ、実際にあかりんを体験させてみて、 自分もその場で感じて、決めたんです。 これしかない! と。 ただ残念なのは、日本ではまだ多くの園でモンテッソーリを 取り入れてるわけではないので、 東京では世田谷区や杉並区、大田区などに わりとモンテッソーリの園がありますが、 他の区となると、1~2つくらいしかありません。 ホント、残念です。 最近の日本の少年犯罪問題や、いじめ問題、 虐待問題、少子化問題などなど、 それらを長い目で親子共々で学び、変えていけるのは モンテッソーリ(with宗教)しかない!!とまで、思っている私です。 だって、うちの幼稚園では、こどもも園に通っているけど、 親もともに通ってる、、、というか、 学べるチャンスが多々あるからなんです。 それは保護者会なども然り、ちょっとした園長先生のお話からでも 常に「うん、うん。」と深くうなずける内容のお話や、 新たな発見がたくさんあるお話、、、など、 私のような、いつまでたっても半人前ママにとっては 幼稚園は、なくてはならない場となっているんですよね~ それにこどもの様子を見れば、他と違うのは一目瞭然! まず、集中力がすごい!! 運動会とかで、勝手に走り回ってる子なんて、一人もいません。 そして、園で常に園長先生がおっしゃってる 「自分で考えて行動する」ということ。 この言葉も、こども達なりに受け止めて考えてるようです。 だって、こどもって大人の話、、、、良く覚えてるもんなんですよ ではなぜそんなに素晴らしい教育法なのに、 日本で大人気にならないのか。 それは、近年の保護者の好みと違うからだと思います。 近年人気の園の傾向を挙げると、、、、 *園バスあり *給食あり *預かり保育あり *園で放課後、習い事(ピアノやら体操やら)できれば尚良し と、親都合を考慮した園。 ”こども”が通う園なのに、親目線で選ぶ。 なぜ? 私はいつもここで疑問を感じる。 今や私立の大学などと同じ、幼稚園もサービス業なんかなぁ。 でもですね~、モンテッソーリの多くの園は、 おそらく最近の若いママさんや、働くママさんにとっては 通い辛いってのも確かなんですよね。 例えばうちの幼稚園。 *保護者送迎 *毎日お弁当 *預かり保育は基本的に無し(保護者の用事などで都合がつかない場合は預かってくれる) 確かに、他の人気園やマンモス園に比べると親の負担は大きい。 あっでも、モンテッソーリの保育園もあるので、 そちらは働くママさんも利用されてますが。 でも、なんでそんなにこどもとの関わりを減らそうと思うんでしょう。 そりゃ確かに、しんどいこともたくさんあります。 子育ては逃げられませんからね。 ママの代用は容易に見つかりませんし。 でもですね~、あかりんが年長になってから特に思うんですが、 幼稚園なんて、本当にあっという間なんです。 こどもとがっつりかかわり合える時間なんて、 幼稚園の間くらいだと思います。 ということは、幼稚園と関わり、こどもと関わり、 保護者の方々と関わり合えるのも、 限られた時間の中、、、、ということです。 それなら、なおさら大切にしたいじゃないですか! こどもとがっつりがっぷり過ごしたいじゃないですか!! だって、小学校に入ったら、親の目の届かないところで生活し、 一緒に公園で遊ぶことも少なくなるだろうし、 手を出してあげたくても、容易に手を出せない問題もあるだろうし、 助けたくても、親がこらえなくてはいけない場面もあるだろうし、 と、こどもはどんどん自立の道を辿って行くわけですよ、きっと。 となると、やっぱり親が納得する教育法の幼稚園で 先生方、保護者の方々とともに、子育てについて語り、 こどもと共に成長していけるのが一番だと思うんですが、、、、 どうでしょう? まぁ人それぞれ考え方は違うので、あくまでも個人的な意見ですが、 ”親都合”だけで、幼稚園や小中学校を決めるのは、 おかしいと、私は思うわけです。 でもこれって、色んなことに通じてませんか? 政治家さんたちも、政治家都合により政局を握りたいから 票を取れる政策を打ち出したり、、、、 いじめがあった学校も、学校的に対面が悪いから、 やたらと隠蔽したり、、、、 なんかね、そりゃモンスターペアレントも悪いですが、 今時教師が聖職とは言いませんが、それでも教師がセクハラしたり、 行き過ぎた体罰したり、、、、と、 ホントに、世の中の大人によって、こどもはどんどん 窮地に追い込まれていってる気がします。 昭和がすんごい素敵な時代だった、、、、とまでは言いませんが、 それでも今よりはマシだと思う。 悪いことしたら、悪い!って言えたし、先生も胸はって叱ってくれたし、 親も先生も”こども”ともっと向き合っていたと思うんです。 今や幼稚園から塾へ通い、小学校では塾通いは当たり前、、、 みたいな風潮ですが、、、、、とんでもない!!!ですよ! 日本なんて世界からみたら、大学だってめちゃレベル低いのに、 そのレベル低い大学に行くために、小さい頃から必死に塾通いなんて、 貴重なこどもの時間を勉強だけに奪わないであげてほしい。 勉強が好きな子はいーけど、明らかに親の意向で勉強をやらされてる子。 しかも幼児の頃から、、、、そりゃストレスたまりまっせ。 だからね、日本の大学制度を変えたらよろしいかと。 欧米のように、入るよりも出ることが難しいシステムに変えたらどうかと。 そしたら、社会に出る時にもっと役立つんじゃないかしら? そしたら、こどもの頃からお受験に苦しむことも、今よりは減るんじゃ? そしたら、こどもの意思により学校を選べることも増えるんじゃ? と、今日の定例会後、こんな事をウダウダ考えていた私でした。 無知な私の意見ですから、徒然日記程度に読んでいただければ幸いです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月28日 21時15分06秒
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