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カテゴリ:お猫様
●手術前の立ち耳チビラ
●術後、スコティシュ耳のチビラ 我が家の猫達は基本的に健康で病気には縁のない子がほとんどでした。 ところが、丁度、チョコボが逝ってしまった年の梅雨時期、最悪の出来事が・・・ 何となく耳を掻く姿が多く見られるようになり、耳ダニか?と心配になった私は、予防も兼ねて全匹薬の注入を。基本的に完全室内飼育なので、新メンバーを迎える際に、耳・お腹の虫など徹底的に駆除するようにしてから仲間入りさせていたのです。かなりのノミと耳ダニでひどかったルギア・チョコボ・ミューの3兄弟を同時に迎えた際、しっかり完治させたつもりが・・・。 最初の犠牲者は高齢のサスケでした。 耳の掻き過ぎで、右耳の内側が腫れてしまったのです。 慌てて病院に連れて行くと、「耳血腫」と診断。手術が一番早い治療方法だと先生から言われたものの、14才という年齢を考えると前身麻酔での手術は、かなり危険を伴うこともあり、まずは内科治療で進めてみようということに。 注射器で耳に溜まった水?液?を抜く、同時進行でに耳に薬を入れる。という地道な治療。最初は4日置きだった腫れが、3日置きになり、しまいには病院に行って抜いた翌日に溜まって腫れる事態に。とうとう決断を迫られ、手術決行。 多頭飼育では伝染の恐れがある場合、他の子も同時に予防をするのですが、逆にそれがアダになりました。耳ダニの薬は刺激が強いため、薬を入れた後、ブルブル頭を振る、耳を掻く、その行為が耳血腫の引き金に。 サスケの手術が無事成功したと安心出来たのもつかの間、次の犠牲者はチビラでした。耳が腫れて重いため、余計に振る、すると余計に腫れて溜まる。しかも、何と両耳とは!!ガビーン!!今回は即、手術を決行。 ずんぐりむっくり、がっちり体形のチビラは手足が太く力も強い。おまけに首も太いため、猫用カラーが使えず犬用カラーを使用。両耳を手術したこともあり、消毒や薬を塗りやすいように耳には包帯を巻かず、少しは溜まるであろう水?が自然に出るよう、傷口を荒めに縫いました。 ところが!犬用カラーは広がりが大きいため、色々な所にスリスリする際、耳が物に当たってしまうのです。おまけにわざと耳に包帯を巻いていなかったため、再び溜まって腫れてしまったのです。最悪の再手術となりました。申し訳なく思った病院の先生が「確実に傷が塞がるまで入院させ、こちらで経過を見ます。」と言ってくださいました。この日から何と1ヶ月間チビラは入院する羽目に・・・。 チビラの入院から2週間、サスケの術後治療で大忙しの中、3匹目の犠牲者が。 ルギアでした。右耳が腫れています。先の2匹に比べ腫れが少なかったため「大きめの傷を開けておくから、腫れてきたら、自宅で頑張って出してみてね。○○さんなら出来るでしょ。」と、先生。もしかしたら手術する必要もなく治るかもという期待から、恐怖の自宅治療突入。1日目は成功。傷から液?を搾り出す事ができました。ところが、翌日2日目。ナント!傷が塞がっているではありませんか!ゲェー、消毒したナイフで開こうとしましたが、きれいに閉じてしまっているのです。先の2匹は高齢だったため、傷の回復が遅かったのに、ルギアは4才という若さの為か、治癒力も高い!これじゃラチがあかん、ということで、これまた手術。 おかげで、治療費はウン十万となり、色とりどりのカラーを巻いた3匹の猫達が家の中をウロウロ。食事はカラーに邪魔され、こぼしまくるという壮絶な日々が続きました。今でも、梅雨の時期になると恐怖がよみがえり、耳のチェックを怠りません。恐るべき、耳血腫!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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