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カテゴリ:お馬さん
「乗馬をならっています。」そう言うと、皆に決まって「わー、すごい!お金持ちなんですねー。」と言われる。なんで?確かに私も、乗馬=(イコール)ハイソサイエティーな習い事、お金持ちの人の趣味なんて俗的な印象を持っていた。自宅に割と近い某乗馬クラブでは格式を重んじ、子供は4年生から。ブーツは必ず着用。見学に行っても会員の方の「ああ、ビジターね。」と言わんばかりの何となく冷たい視線。(私が勝手にそう感じただけかもしれないけれど。)確かに、私立学校1ヶ月の月謝より、高くつくことは確か。でも、馬に乗って走れるようになりたい!そう思っただけなのに・・・。昔の人はもっと生活の一部として、馬に慣れ親しんでたはずなのに・・・。日本全国乗馬クラブは数あれど、やはり都心のど真ん中にあるクラブ。なかなか一般庶民が気軽に行くには、敷居が高く感じられました。トホホ・・・。
そんな印象を吹き飛ばしてくれたのが、現在お世話になっている乗馬クラブさん。「子供だから逆にはき慣れないブーツだと大変でしょう。動きやすければ、何を着てきても全然かまいませんよ!」と言ってくださった。ありがとー!なんて気さくないい方達!おかげで私たちはいつも、乗馬を習いに行くんではなく、馬に乗りに行くと言ってます。(なんとなーく、私的にはニュアンスが違うんです。) ●今は亡きティエントに乗る娘 ご覧の通り、運動靴で乗ってます。昨年11月に亡くなったティエントは乗馬を始めた当初、お仕事に行っていたため会う機会がありませんでした。ところが急遽、引退することになり娘とご対面。高齢で穏やかなティエントに娘はすっかり夢中。ティエントの年齢を考えて基本的にレッスンでは使わない子でしたが、特別に娘にはティエントを乗らせてくれていました。(他のお客様が乗るとわざとよろけるとの事)たった半年しか触れ合う機会はありませんでしたが、娘の顔を見るとまえがきしておねだりばかりしていました。ティエントのおかげで馬大好き!という感情が娘に生まれたのは確かです。ティエントに出会えたことは娘にとって、一生の宝になるはずです。乗馬クラブの方から、ティエントの形見に蹄鉄をもらい受けました。 ●娘と同じ歳のパリス ティエントが亡くなってしまい、大泣きした娘。駆け足出せるかな?というところまでティエントの動きになれていたため、すっかり気落ちして他の子に乗る気がしない様子。これじゃ、いかん!ということでまだ若いパリス君に白羽の矢が。ところがパリスの動きになかなか慣れない娘。暫くの間、悪戦苦闘の始まりです。 続きは明日・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 21, 2005 02:54:22 AM
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