残しておきたい記憶
何年ぶりだろうか(*´-`)楽天さん。
他のSNSだと皆に見られるから
ここに記しておこうと思う。
忘れてはいけない記憶やもん。
3月2日20時33分
私の年の離れたお友だちが
息を引き取った。
2年3ヶ月前に病気が発覚して
入退院を繰り返していた。
すい臓がんだった。
沈黙の病気で完治が難しい。
病気発覚後、保険の仕事もしばらくお休み。
手術までの間、私らに病気が分からないように、
いつも通り、おちゃらけた感じで、
勿論、一部の人以外知るよしもなく。
月日がたって、中々、会えないなーっと思ったから
お友達の親友に話をした。
病気を知らされて呆然。
頭が真っ白になった。
でも、体調もそれなりに
良くなってるから大丈夫!って
話だったから自分を安心させた。
その後、手術も成功して、
久し振りに会ったときは
痩せ細っていて別人のようだった。
療養中も、普通に
日本料理屋行ったり、
かに本家行ったり、
喫茶店行ったり
パチンコ行ったり、
スポーツしたり‥‥
失礼かもだけど、本当に友達のようだった。
そんな平凡な日々が続いて、
今年のお正月休み最後の日
私が単独事故を起こしてしまった。
私のお友だちは、保険屋さんだから
何かあった時は、すぐにでも飛んできてくれる。
この時も寒い中飛んできてくれた。
心細かったから、本当に安心した。
あのとき、お友だちが保険屋さんで
良かったって心底思った。
事故後のアフターフォローもしてくれて
経過をラインで報告してくれた。
ラインでの経過報告は病棟からだった。
それを知ったのはお通夜の日。
私が事故して、すぐの1月10日から即入院。
微熱が続き体調が優れなかったみたい。
そして、検査していくうちに、
肺にがんが転移。
抗がん剤治療が始まる。
そして、CTの結果の中で
脳にも怪しい陰があり、
肺の調子が安定したら、
脳の治療に入る所だった。
2月末、お友達は意識を失った。
しばらくして、意識が回復して
3日間の山場を乗りきった。
その頃には、リンパにも転移していて
お友達は、3月2日に安らかに眠りについた。
保険のアフターフォローして貰ってた時、
追伸でパチンコ一緒にいこうね、
飲み会はこの頃にどうですか?
ってラインしてたのを思い出した。
今までこんなラインした事なくて
今思うと不思議な感じ。
こんな病状知らずラインしてて
空気読めてなかったよね。
こうやって年の離れたお友達は
私の中で初めてで物凄く大事な存在だった。
お通夜の日も仕事を早く切り上げて
仲間つれて葬儀場まで向かった。
雨のなか物凄い人の数。
こうやって皆が集まってくれるのは、
お友達の人柄が良かったからだと思う。
笑顔で見送ろうって決めてたけど
本人を目の前にすると、やっぱり泣いてしまった。
御焼香あげて、奥さんの所に向かい
お辞儀をしようとしたら、
その場で泣き崩れてしまった。
奥さんが抱き寄せてくれて、
ヨシヨシしてくれて、
「泣かないで泣かないで、本当に
来てくれてありがとう」って。
私が話そうとする言葉を待ってくれた。
涙が止まらなくてうまく話せなかったけど、
お友達と仲良くさせてもらった事を
ちゃんと伝えれた。
何言ってたかきちんと理解できたかな。
まだ、お話ししたいこと
沢山あったんだけど後ろが詰まってて、
再度お辞儀してさようならをした。
何か急すぎて、しばらく、お友達の死を
受け入れそうにもない。
電話すれば出てくれそうだし
ライン送れば返ってきそうやもん。
わかりたくもないけど、
時間が経てばわかってくるのかな。
これから、お墓参りに行ける時には行って、
パチンコの結果報告をしないとなーって思う。
出会ってくれてありがとう。
私とお友だちになってくれて本当にありがとう。
悔いないように生きようと思う。
あなたのこと、絶対忘れない。
大好きなお友だち、またね(´∀`*)ノシ