ワラとカスミ草
強い風に木々が大きく揺れる。枝から離れた、まだ若い葉っぱ達が庭に身体を休めにくる。庭の住人達は、大丈夫かしら?強い雨に打たれながら強い風に吹かれながら何と逞しいこと。十分な水分補給で明日からはまた瑞々しさが蘇ることでしょう。 こんな嵐のような日になるなんて想像もできなかった昨日。お天気も良く、道をふらふらし野に咲く花を眺めていいると向こうの方で、その花を摘んいる御婦人がいた。手にはカスミ草の入った袋を持ちお花の好きな方なんだなあと思っていると「カスミ草、いらない?」と声を掛けられた。去年撒いたカスミソウの種のことを話すと「土を乗せちゃ、駄目よ。ワラをかぶせてあげると良いわよ。」と。手にしていたカスミソウは、自宅の庭で咲いたものとのこと。お店で売られているカスミソウとは、イメージが違う。太い茎、心なしか大きなお花。そんな部分をカットすると、そこから繊細なカスミソウが出てくるのだそうだ。「切る勇気よ。」ウンチクのあるこの一言が、心に残る。そうなんですよね。どんなことでも、この「切る勇気」が必要なんですよね。切りすぎて不評をかった、おっと殿の髪は別として・・・ニ連休でリフレッシュした麦わら帽子も明日あたりは、そろそろ仕事がしたくなってくることでしょう。既にトウがたつ程に成長したカスミメ草明日は麦わら帽子に保護されて草を取るのか、穴を掘るのか・・・