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カテゴリ:野菜・果実
3/11以前に収穫されている福島県産の米が取引先(スーパー)から返品
一方、別の取引先(八百屋)からはそんな報告は無し 茨城県JA結城産(福島原発から約180km)のレタスはモニタリングの結果 放射線量は基準値以下だったので安全宣言を出した ただでさえここのレタスはトンネル栽培なので 空気中に漂う放射性物質が付着する可能性はかなり低い 現在レタスの旬の産地は茨城 他の名産地にも、兵庫、香川、静岡などが出回っているが 時期的に終わりの時期のため、品質面がかなり劣化してる ある取引先(スーパー)では茨城産は置かずに、香川産のみを仕入れた 価格はMサイズ198円で販売 別の取引先(八百屋)は茨城と香川を両方仕入れた 茨城産L128円 香川産M198円で販売 双方とも相場並の販売価格 (茨城は現在旬なので量が多いため、相場安い 香川はもう終わりの時期で収穫が難しく、量が少ないため、相場高い) 結果、八百屋は両方完売、スーパーは売れ残り スーパーの言い分はこうだ 「消費者は茨城産を買おうとしないから、香川産しか売れない」 一方八百屋の言い分は 「しっかり説明をすれば、消費者は選んで買う。消費者が何を買うかは自由でなきゃいけない」 風評被害が懸念されている中 世の中に「商品を置いておけば説明しなくても勝手に売れる」→「人件費削減」 を徹底したスーパーが増え、接客命の八百屋が減った そしてスーパーは売り上げ低迷の理由を 「政府の情報不足によって風評被害が発生し、売上が伸びない」と言う まるで責任を政府に押し付けてるようにも見える 風評被害の一番の原因は、情報不足なのはわかるが その次ぐらいに原因を作っているのは大型スーパーなどの販売店の方針があると思う イ○ン、イ○ーヨ○カ堂、○急ストア、ヤ○コー、ラ○フ、大○などの大手チェーン またC○Cグループなどの全国連盟に行政指導するのは難しいのだろうか 少々愚痴になるが 少し前、農林水産省の青果市場担当のお偉いさんと話したことあるが まったく市場の事を理解してなかった。 新玉ねぎと玉ねぎの見分けもできず(主婦でも見分けられるぞ・・・) ましては大田市場内で迷子になっていた・・・ 青果市場担当なのにアジアで一番大きい大田市場にその時初めて来たそうだ そして誰でも考えそうな理想論を言って帰って行った 現在、風評被害の対策チームにそのお偉いさんも入っているのだが とても期待が持てない できれば、もう少し実態を把握させるために研修を行うか 時間がなのならば、実力のある人にやってもらいたい 現在自分の知っている青果業界で力を発揮できると期待できる人 (市場出身議員の先駆者)がいるのだが全員自民党なのだ・・・・ 彼らはかつて、トレーサビリティーの徹底化と統一化のために 上記であげたような企業を一同に集めて、システム担当者とまで 話を突き進め、各企業にシステム変更の経費を負担させてまでして 不可能と言われた統一化を強引に達成した人たち あの強引さがないと、この事態は打開できない気がする お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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