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カテゴリ:野菜・果実
2011年10月14日ごろ、福島産の干し柿の出荷が自粛されるという発表があった
経緯の詳細は 10月14日、福島県の指示により、一部産地(伊達市など)の出荷自粛命令が出た 10月15日、福島県経済連、JAフクレンの指示により、全県の出荷自粛が決まった これは風評被害を最小限にする為、また風評被害が他県にまで影響しない為 全国で一番つらい福島が他県の事(行く行くは福島の事)を考え 安全な商品も一緒に封鎖した たとえ安全な商品だけを流通させても一部の数値越えの検査結果は隠せないので 「ほうれん草」や「かき菜」の様に商品名だけがメディアで飛び交い 全国の相場が犠牲になる 福島県の干し柿(あんぽ柿)は全国で圧倒的シェアを誇っていただけに 今回のこの結果とJAフクレンの英断は市場業界では大きなダメージになった (放射性検査にて)出ちゃったものは仕方がないと思っている しかし、多くのメディアはおろか、市場関係者、小売店青果担当者に至るまで 大きな「勘違い」をしてる いや厳密には「勘違い」を誘発するような報道が目立つ 一人でも多くの方がこの「勘違い」をなくして貰いたい どんな勘違いかというと 「長時間干していたから、放射性物質が付着した」 まるで、福島県全域にてかなりの濃度の放射性物質が滞留しているイメージを 読み手に与えているじゃないか 規制内容は、放射性セシウムが「500ベクレル/Kg」を越えるもので 1Kgあたりに含まれる放射性物質の量であり 果実一個に含有されている量では無い 「干して水分が飛び、軽くなった分放射性物質の濃度が上がった」 置いていたコーヒーの味が濃くなるのと一緒 ここから先は ○福島県全域にて高濃度の放射性物質が滞留しているわけではない と捉えるのか ○検査クリアした「生柿」と検査で出た「干し柿」のどちらも放射性物質の量は一緒 と捉えるのか それは個人の自由 まるで生柿の相場を守る為に「長時間干していたから」などという公表をしたように見えた これは福島県にさらに悪いイメージを与え 同時に消費者を騙しているように感じるのは俺だけだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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