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カテゴリ:野菜・果実
久々に更新です 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて食品衛生対策チームに呼ばれてしまいました 少しでも多くの方に野菜の毒を伝えてほしいとの事でしたのでまずはブログから^^ まずどんな野菜が毒なのか? それは野生の動物の食行動を見ていると良くわかるそうです 野生の動物は親の食べるものを食べます。 たまに他の物を食べちゃう子が居ますが死滅し子孫を残しにくいので減って行きます。 よって今いる動物の食行動は毒を回避しているんです カラス・イノシシ・クマなどは食中毒回避の勝ち組です 代表的な生食禁止野菜・果実と毒性物質名 ほうれん草(ショウ酸) サクランボ・桃・プラム・梅の種(青酸カリ) 青梅の実(アミグダリン) トマト・胡瓜・茄子のヘタ(アルカドイド系) ジャガイモの芽(アルカドイド系神経毒ソラニン) リンゴの種(シアン化水素) 銀杏(フェノール酸化物) アジサイの葉(シアン系)・・・料亭で出してしまった事件あり フキ・ふきのとう(アルカロイド系) 山菜(ほとんど生はアウトと覚えておいたほうが良い) キノコ類・・・菌床栽培(キンショウサイバイ)なら生食OKだがそれ以外はアウト これらのショウ酸、アルカロイド系、青酸カリ、シアン系などは加熱すると分解・分離・剥離されます。 ナベで浮かび上がる「アク」の正体がこれらの毒素です これからは「アクをとるね」ではなく「青酸カリとるね」と言いましょう ここで少し怖いのが「日本は生食が優秀、鮮度管理が世界一だから刺身も野菜もなんでも生!!これを世界に自慢しよう」 怖いです・・・非常に怖いです 生じゃアウトな野菜の知識が低迷しているので今一度広めなおさないと
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Last updated
2017/03/07 10:19:01 AM
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