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カテゴリ:今週の注目&回顧
イレネー記念が行われた翌日。
17日(日)は前回の記事の通り、ばんスタに多くのゲストにお越し頂きました。 それだけ特別なレースである農林水産大臣賞典『第56回ばんえい記念』(BG1)が行われました。 レース前に雪が降りだしてスタートが切られると、アオノブラック、コウテイ、メムロボブサップらが先行し各馬第1障害を越えていきます。 道中は各馬が細かく何度も息を入れながら進み、1・2障害の中間あたりからコウテイ、ミノルシャープ、メジロゴーリキ、メムロボブサップがやや抜け出す格好で第2障害に進んでいきます。 第2障の手前ではメジロゴーリキが先手を取り切って到達。呼吸を整え2障害へ挑戦すると、しっかりひと腰で障害を下ります。 その後コウテイ、さらにコマサンエース、メムロボブサップが続きます。 残り30М、先行するメジロゴーリキに2番手に上がったメムロボブサップが懸命に追いかけ差を詰めますが、メジロゴーリキが粘り強く歩きゴール。 ばんえい記念2度の目の制覇を成し遂げました。 ※主催者から頂いた写真です ※主催者から頂いた写真です ※主催者から頂いた写真です 2着には昨年の覇者メムロボブサップが入りました。雪の軽い馬場で前が有利な中、それでも良く差を詰めたレースだったと思います。3着にはコマサンエースが入りました。 メジロゴーリキを管理する松井浩文(まつい・ひろふみ)調教師は「ばんえい記念」をメジロゴーリキで制した2022年以来7度目の勝利。 騎乗した鈴木恵介(すずき・けいすけ)騎手はオレノココロで制した2020年以来5度目の制覇となりました。また、鈴木恵介騎手はこの勝利で年間重賞11勝となり、金山明彦騎手(現調教師)が1980年度に記録した年間重賞最多勝利記録を更新しました。当時と重賞の数が違うとは言え、凄い記録とともに今季もリーディングに輝きました。 ※主催者から頂いた写真です お二人のインタビューがこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第56回ばんえい記念(BG1)メジロゴーリキ 報道向けの会見で更にお話を聴くと…。 夏場、不整脈が出た時期があったが鈴木恵介騎手が乗る事になり必死に立て直しを図った松井厩舎。 それに応える形で帯広記念を勝利。そして今回のばんえい記念2度目の制覇となりました。 鈴木騎手はメジロゴーリキに対し、呼吸の収まり方が他馬より早いとの事。 それだけ高い心肺機能を持っているんでしょうね…。 この会見中、思わず「引退させるのがもったいない」と松井調教師から笑顔と共に言葉がこぼれる場面もありました。 そんな事を思い出しながら、このブログを書いていましたら昨日3月25日(月)に「引退」と正式なリリースが出ました。 ↓ ↓ ↓ ↓ メジロゴーリキ号の引退について 名残り惜しい部分がありますが今後は種牡馬として、健康に過ごし活躍を祈りたい所です。 関係者の皆様、おめでとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月26日 06時40分09秒
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