|
カテゴリ:今週の注目&回顧
早朝、ザーっと雨が降り16日(日)の開催は馬場水分2.1%から始まりました。
前日も軽めの馬場でしたが、この日も第1レースから速い勝ち時計が目立ちました。 しかも第7レーススタート前に、また雨が降り始めます。後半は2障害手前まで止まらない更に速い展開、時計が目立ちました。 そんな中メインレースに『第32回北斗賞』(BG3)3歳以上オープン別定の一戦が行われました。 メムロボブサップが回避し、別定の一戦ではありましたが全馬770キロの重量で各馬スタートを切りました。 道中は9頭ほぼ横並びの状態で各馬ほとんど刻まず第二障害の手前へと進みました。 第2障害ではアオノブラック、コマサンエース、ヘッチャラ、オーシャンウイナー、インビクタらがほぼ同時に登っていきます。 アオノブラック、コマサンエースが障害でヒザをつきます。これらを坂で交わしたインビクタが先頭で2障害を降ります。 しかし、すぐに立て直してアオノブラックがヘッチャラと並んで降ります。その後、オーシャンウイナー、クリスタルコルド、ヤマカツエースと降りて6頭が一団に。人気の一角だったキングフェスタは2障害に残ってしまいます。 一団の前でアオノブラックとインビクタが競り合う中、外から良い脚でクリスタルコルドが並びゴール前で差し切って勝利。 昨シーズン終盤の「ポプラ賞」に続く重賞4勝目をマーク。古馬重賞初制覇となりました。 ※主催者から頂いた写真です ※主催者から頂いた写真です クリスタルコルドを管理する西弘美(にし・ひろみ)調教師、騎乗した西謙一(にし・けんいち)騎手はともに北斗賞初制覇となりました。お2人のインタビューを聴くと、驚きの勝利だったようです。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第32回北斗賞(BG3)クリスタルコルド ※主催者から頂いた写真です まだまだ気性面は難しい所もあるようですが、そこを上手くレースで良い方向に導く西謙一騎手とのコンビに今後も期待が集まりますね。また、同馬の勝利で5歳世代全体の期待感も今回のレースで上がったように感じます。 今回、人気の一角だった同世代のキングフェスタ。今季は馬体重をレースの度に減らしていて、本来の姿ではないようにも感じます。この世代のイレネー、ダービー、天馬賞馬ですので復活が待たれます。 人気だった8歳の2頭。インビクタは持ち味を出し切って2着に。3着アオノブラックは障害でのヒザつきが悔やまれますが、雨の影響でのハイペースが原因に見えます。それでも前とは差の無い3着ですから、改めて能力の高さを感じさせるレースでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月18日 07時40分08秒
[今週の注目&回顧] カテゴリの最新記事
|