カテゴリ:映画・ドラマ
今シーズンの連ドラ、見たいなと思うものがたくさんある。
そのなかで、今シーズンちゃんと見ているのが 海猿・菊次郎とさきの2作。 菊次郎とさき、いいドラマなんだよな~。 私がいいと思うドラマはどうも視聴率がぱっとしない。 でも初回はよかった、16.1%で電車男の次だわ。 (タイガー&ドラゴンもそう。そういえば、どっちも東京下町の話) あれを見てると、うちの親を見ているようでおかしい。 うちの親をデフォルメするとあんな感じになるんだろうな。 仕事では一流で評価も受けているが、 いい格好しいで照れ屋、小心者で酒を飲むとでかいこと言い出す父親。 面倒見が良くて、子供のことをいつも思っているが、 馬鹿は何やってもダメだ、勉強はしておけと言う母親。 時代も違うから雰囲気は違うけれど、やってることはさほど変わりない。 たけしの気分になりながら見ている。 父ちゃんが一番風呂に憧れてるから入らしてやりたい、と思うのに 「お父さん頑張ってるから」素直に言えず、 「一番風呂は身体に毒らしいから、入れちゃえばいいんだ」 という憎まれ口をたたくあたりが。 たけしの子供時代の話の本や、親がらみの本、お母さんが著者の本は ほとんど読んだのだが、そのなかで泣いた話が一つ。 たけしが芸能人として成功して、お金もだいぶ稼ぐようになってから。 お母さんはことあるごとに 「たけし、お前は金を一杯稼いだから母ちゃんに小遣いよこせ」 とかちょこちょこ言ってたらしい。 お母さんが身体を悪くして入院してから、お見舞いの帰りお姉さんに 「お母さんから、これをあんたにって預かったから」 と渡されたものは ・・・今まで母ちゃんに、って渡してきた小遣いを全部貯金してあった通帳。 いつまでも親は親だなぁ。 たけしの小学生時代の思い出。 昔NHKでさきさん役を木の実ナナがやってたな。 このドラマの原案となった本。泣くわ~。 菊次郎の遺品のくだり、笑うけど物悲しい。 お母さん、北野さきさんの話。すごい母ちゃんだ。 ドラマの参考資料としてもよし、戦後のお母さんの頑張りを知るもよし。 子供に食べさせてやれないって言うのがどれだけ辛いことか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.29 15:53:43
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